柏市の夫婦殺害 死因は出血性ショック

　千葉県柏市で夫婦が殺害され、直後に付近の住宅が放火された事件で、夫婦の死因は心臓などを刺されたことによる出血性ショックであることがわかりました。

　この事件は１２月１８日、柏市の住宅の敷地内で、この家に住む渡来敏明さんと妻の礼子さんが何者かに殺害され、さらに直後、付近の住宅が放火され、住宅８棟が全焼したものです。

　県警によりますと、司法解剖の結果、渡来さん夫婦の死因は心臓や肺などを刃物で刺されたことによる出血性ショックや呼吸不全ということです。

　この事件を巡っては、渡来さん夫婦の知人で、火元の住人とみられる酒巻馨容疑者が放火した疑いで逮捕状が出されています。

　県警は酒巻容疑者が殺人事件についても何らかの事情を知っているとみて調べています。