「市民のために使ってください」 ボーイスカウトが船橋市に募金を寄付

　千葉県船橋市のボーイスカウトの子どもたちが１２月２７日、市役所を訪れ、福祉に役立ててもらおうと、街頭に立って集めた募金を市長に手渡しました。

「僕たちが集めた募金を市民のために使ってください」

　船橋市の松戸徹市長に募金を手渡したのは、市内１０団体からなる「ボーイスカウト船橋市連絡協議会」に所属する子どもたちです。

　募金の寄付は、２０２４年で４７回目となり、子どもたちは１２月に入ってから、市内の駅前や商店街などに立って、道行く人に協力を呼びかけ、約５５万円を集めたということです。

　募金は、市内の低所得者への歳末見舞金など、地域福祉事業に使われる予定です。

　松戸徹市長は「街頭で寒い中、集めた募金を届けてくれたことを嬉しく思う。これからも思いやりの心を持って頑張ってください」と感謝を伝えました。