船橋市診療所に遺体遺棄か 新たに自称とび職の２２歳男逮捕

船橋市診療所に遺体遺棄か　新たに自称とび職の男逮捕

　２０２４年８月、千葉県船橋市にある医療機関の敷地内に２０代男性の遺体が遺棄された事件で、千葉県警は新たに自称とび職の男を逮捕しました。

　死体遺棄の疑いで逮捕、送検されたのは、東京都江戸川区の自称とび職、星野巧翔容疑者（２２）です。

　県警によりますと、星野容疑者は２０２４年８月、船橋市北本町にある「船橋市夜間休日急病診療所」の敷地内に、千葉市若葉区に住む三浦未来さん（２１）の遺体を遺棄した疑いが持たれています。

　この事件を巡っては、三浦さんの遺体を車で診療所まで運んだとして、阿久津海祐被告がすでに逮捕、起訴されています。

　県警は、防犯カメラなどの捜査で、星野容疑者が阿久津被告とともに車で遺体を運んでいたのを確認し、逮捕に至りました。

　なお、警察は捜査に支障があるとして、星野容疑者の認否を明らかにしていません。

　三浦さんの死因は左硬膜下出血で、全身には何らかの暴行を受けたとみられるあざがあることから、県警は殺人容疑を視野に入れるとともに、ほかにも事件に関わった人物がいるとみて調べています。