プロスポーツチームの存在 地域愛着にプラス作用 千葉銀行グループが調査

　プロスポーツチームの本拠地がある自治体に住む人は地域に愛着を感じる割合が高い…。
　そんな調査結果がまとまりました。

　ちばぎん総研など千葉銀行グループはこの程、プロスポーツチームの存在が地域にどのような効果をもたらしているか、千葉県民９００人を対象に調査し、その結果をまとめました。

　それによりますと、県内のプロスポーツチームのうち認知度が最も高いのはプロ野球・千葉ロッテの約８０％で、サッカーの柏レイソル、ジェフ千葉が続きました。

　一方、プロスポーツチームの本拠地がある自治体に住んでいて直近１年間に現地で観戦した人の６３％余りが「地域に愛着や誇りを感じる」としています。

　これは、プロスポーツチームの本拠地がない自治体に住む人の約２倍にあたります。

　調査したちばぎん総研の担当者は、「プロスポーツチームの存在が地域への愛着・信頼感を高めるなど、プラス作用を及ぼしていることがうかがえる」と指摘しています。