鎌ケ谷市でウクライナ支援コンサート 来月で軍事侵攻から３年

鎌ケ谷市でウクライナ支援 来月で軍事侵攻から３年

　ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから、２月で３年になるの前に、千葉県鎌ケ谷市で１月１３日、チャリティコンサートが開催され、美しい音色と歌声が会場に響きました。

　グジー・カテリーナさんは、ウクライナ出身の音楽家で、日本各地を巡り、母国を支援するチャリティコンサートに取り組んでいます。

　この日は鎌ケ谷市民らを前に、６５本の弦を持つウクライナの民族楽器「バンドゥーラ」で、母国の曲や平和を願う名曲「イマジン」など９曲を演奏し、美しい音色と歌声が会場のホールに響きわたりました。

　客席では、ウクライナから避難し鎌ケ谷市で暮らすナセドキナ・オルガさんと２人の息子が鑑賞し、最後には、カテリーナさんに花束を手渡す場面も見られました。

　カテリーナさんは「音楽を通して、ウクライナの文化や伝統、そして現状を知ってもらいたい」と話します。

グジー・カテリーナさん
「ロシアの侵攻によりウクライナで戦争が始まってから３年になる。ウクライナに残っている人も日本に避難している人も落ち着かない状態で、現状を伝えないといけないと思い、ウクライナの曲を歌いながら、話をしながら伝えられれば良いと思った」