治安維持への士気高める 幕張メッセで県警年頭視閲

治安維持への士気高める　県警年頭視閲

　千葉県警のさまざまな部隊が一堂に集まり、治安維持への士気を高める恒例の年頭視閲が１月１５日、幕張メッセで行われました。

　今回で５２回を迎える県警の年頭視閲は、音楽隊とカラーガード隊によるドリル演技で幕を開けました。

　続いて、県警の機動隊や白バイ隊、警察犬部隊など４００人あまりが一糸乱れぬ行進を繰り広げ、宮沢本部長や来賓の熊谷知事らが順閲しました。

　県警によりますと、県内では刑法犯の認知件数、交通事故死者数がともに３年連続で増加しています。

　訓示の中で、宮沢本部長は、「県警は２０２４年、創立１５０年を迎え新たな歴史と伝統をつくるべく歩み出したところだが、県民の体感治安は著しく悪化している」と述べました。

　そのうえで、「県民が安んじて日々を送ることができるようにしていかなければならない」とし、呼びかけ、士気を高めました。