大麻栽培巡るトラブルか 死体遺棄でベトナム人男４人逮捕

大麻栽培巡るトラブルか　死体遺棄で男４人逮捕

　２０２４年２月、千葉県大多喜町の林道で男性の遺体が見つかった事件で、ベトナム人の男４人が、遺体を遺棄したなどとして再逮捕されました。
　男性と男らの間には大麻栽培の売上金を巡る金銭トラブルがあったとみられています。

　死体遺棄などの疑いで再逮捕されたのは、住居不定の無職トゥ・ミン・ハイ容疑者（２３）ら、いずれもベトナム国籍の男４人です。

　千葉県警によりますと、４人は２０２４年２月、ベトナム国籍のブィ・クォン・トゥンさんの遺体を軽自動車に乗せ、大多喜町の山林に運び、車ごとトゥンさんの遺体を焼いてその場に遺棄した疑いが持たれています。

　トゥンさんは生前、大麻を栽培していた可能性があり、県警はトゥンさんとハイ容疑者の間に、大麻栽培の売り上げを巡る金銭トラブルがあったとみて捜査しています。

　また、トゥンさんが死亡した経緯についてはわかっておらず、県警はハイ容疑者らが何らかの事情を知っているとみて捜査しています。

　なお、ハイ容疑者らは２０２４年１２月、トゥンさんを恐喝したとして逮捕・起訴されていました。