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農産物と観光名所だけじゃない!未来に向けた取り組み 千葉県香取市の魅力に迫る

チバテレ+プラス / 2025年1月17日 12時20分

 

我孫子市・香取市の2つの街にフォーカスした番組「夢を育むちばの暮らしーわが街の未来予想図ー」が1月1日、チバテレで放送されました。

 今回は、番組で紹介された「香取市」の新たな魅力を見つけに行きましょう♪

■ 香取市ってどんな街?

 千葉県の北東部に位置する香取市は、北部には利根川が東西に流れ、水郷の風情が漂う田園地帯が広がる街。

 また香取市南部は、北総台地の一角を占め、日本の原風景を感じる田園や里山があります。

 江戸時代から昭和初期に建てられた商家や土蔵が軒を連ねる、佐原の町並みといった観光名所もあり、自然・歴史・文化に彩られた街でもあるんですよ♪

■ ここが自慢!香取市の魅力

 香取市の基幹産業である農業では、令和4年に全作物の産出額が約293億円で県内2位でした。 特に米作りは盛んで、産出額は約51億円で県内トップ。また、いも類の産出額は約78億円で県内2位、全国でも4位。マッシュルームに関しては、全国1位を誇るんです! そのほか各種野菜、鶏卵、養豚も盛んなんですよ♪

 また、季節ごとの行事や名所も多くあります。

 ユネスコ無形文化遺産に登録されている「佐原の山車行事」や、150万本のハナショウブが咲き誇る「水郷佐原あやめ祭り」、明治時代から続く「水郷おみがわ花火大会」などが行われています。

 加えて、全国香取神社の総本社「香取神宮」をはじめ、「伊能忠敬の旧宅」や「伊能忠敬記念館」など、見所満載です。

 また、無作為に選ばれた市民の方たちと一緒に、香取市の魅力とこれからのプロモーション方針について話し合いを実施したんだとか。

 香取市のブランドメッセージを作成し、市民の方たちとともに香取市の魅力を発信していくそうです。

■ 力を入れている 人口減少対策の一手

 昨今では、人口減少が進み、地域の担い手の確保が難しい状況…

 そんな状況の中で、「二地域居住」の取組を進めています!

 二地域居住者が地域に入ることで、地域課題の解決や、新たな価値が生まれるといった可能性もあることから、古民家を活用した「おためし移住体験」を通して、香取市での生活を実際に体験してもらい、必要な情報を集め、具体的な生活をイメージしてもらう場を提供しているそうです。

■ さらなる地域おこしに向けて

 ◇ 発酵!

 香取市は、長い歴史の中で、お酒や醤油、みりん、堆肥など、様々な発酵産業を育み、それが地域の文化と共に発展してきました。

 伊能忠敬も日本地図測量の旅に出る前は、佐原の町で酒造業・醤油醸造業を発展させた一人なんだとか!

 2024年10月には「第14回全国発酵食品サミットinかとり」が開催されました。 「発酵と観光のまちづくり ~まちぐるみ発酵劇場~」をテーマに、2万8000人もの方々が来場したそう!

 街全体をイベント会場とし、発酵を学ぶ講座や料理教室の開催、日本全国の発酵食品が味わえるマルシェ・香取地域マルシェの他に、発酵屋台やキッチンカーなども出店しました。

 ◇ 地域おこし協力隊・ふるさと納税

 香取市は、2020年から地域おこし協力隊を採用しています。人口減少及び高齢化が進む中、市外の人材を積極的に誘致し、地域の資源及び特性を活用した地域協力活動などを行ってもらうことで、香取市への定住及び定着を図り、地域の活性化と地域力の維持強化を促進するために制度を導入したそう。

 現在21名の隊員がいて、主に農業振興や移住定住の分野で活動しています。 また、市外の方たち向けに、香取市を体験できる様々なツアーも自ら企画・実行しています! 今後も、さらなる増員に向けて新たに活躍できる分野を模索し、地域の活性化を推進していくそうです。

 ふるさと納税は、返礼品を通じて香取市の魅力を全国へと発信し、知名度の向上、地域産業の活性化を図ることを目的として、なんと2008年の制度開始時から開始。ご存知でしたか?

 貴重な財源の一つともなっているふるさと納税の受け入れは、2017年からポータルサイトを導入したことで、寄付金が飛躍的に増加したそうです。

 ふるさと納税受入額は制度導入以来、毎年増加しています。引き続き、新規返礼品の開拓を図るなどして、香取市の魅力を発信していきます。

 ◇ スローシティの取り入れ

 イタリア発祥のまちづくりの理念である「スローシティ」を取り入れようと、2024年から本格的に動きはじめました!

 ファストフードなどで使われる“ファスト”の逆で、その地域の食や農産物、分化や自然など、地域独自のものを大切にする思想で、香取市では、「自分が住んでいる地域に誇りを持ってもらうこと」を目標に掲げているそう。

 またこの取り組みには、慶応義塾大学でスローシティを研究している学生の皆さんが参加しています。

 学生ならではの視点と、香取市に住んでいるわけではない、ある種“よそ者”からの視点で、香取市の魅力を発掘していき、沢山の市民の皆さんに関わってもらうことが目標なんだとか。

 食や観光名所を楽しむだけでなく、この機会にふるさと納税やおためし移住も考えてみてはいかがですか?

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