阪神淡路大震災から30年 県内でも防災意識高める 県西部防災センターに団体客
チバテレ+プラス / 2025年1月17日 14時59分
6434人が亡くなった阪神淡路大震災の発生から1月17日で30年です。
兵庫県では各地で祈りがささげられたほか、千葉県内でもあらためて防災への意識を深める人たちの姿が見られました。
神戸市中央区の「東遊園地」では追悼行事が営まれ、竹や紙の灯篭を「よりそう1.17」の文字に並べ、火がともされました。
そして、地震発生時刻の午前5時46分に訪れた約1万1000人が黙とうを捧げました。
一方、松戸市にある「県西部防災センター」には、17日午前、約30人の団体客が訪れていました。
団体客は千葉市美浜区の自治会の代表者らで、係員から日頃の備えなどについて説明を受けると熱心に聞き入り、防災への理解を深めている様子でした。
千葉市美浜区から来た人は―
「きょうは震災の日なので、(美浜区は)海に近いのと埋め立て地であるというところで、やはり危機意識を持っている」
「(阪神淡路大震災で覚えていることは)火災がすぐに発生したということ。やはり女性としては家事で火災があるというのは一番(覚えておくのが)大切なことだと思う」
施設の岸本光司センター長も、日頃の備えの大切さを訴えています。
県西部防災センター 岸本光司 センター長
「都市型の地震で災害が大きかったので、悲惨な様子を報道で見てはっきり覚えている。この施設は災害に対する被害・防災・避難の仕方を学べる施設なので、ぜひご来館いただきたい」
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