富津館山道路4車線化の早期実現求める 県と周辺市町が国交省に要望

富津館山道路の4車線化を　県と周辺市町が要望

　東関東自動車道館山線の一部を構成する富津館山道路の４車線化に向けて、千葉県や周辺市町で構成する期成同盟会が１月２０日、国に要望書を提出しました。

　熊谷知事と館山市の森正一市長ら富津館山道路の周辺市町の首長は２０日、国交省を訪れ、高見康裕大臣政務官に要望書を提出しました。

　要望書では、能登半島地震を踏まえ、東京湾沿岸部と南房総地域を結ぶ東関東自動車道館山線の機能強化は「半島性を克服するうえで急務となっている」と指摘していて、具体的には富津館山道路の４車線化の早期事業化や国土強靭化に向けた必要な予算、財源の確保などを求めています。

　要望活動後、熊谷知事は、４車線化の必要性を次のように強調しました。

千葉県　熊谷俊人 知事
「首都圏での地震の確率というのも非常に高いので、災害時に房総の先の方にもしっかり支援の手を届けていくためには、一日も早い4車線化が必要不可欠だと思う」