1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

事業承継の支援を 県内関係機関が連携確認 県内の後継者不在率は4割を超える

チバテレ+プラス / 2025年1月21日 17時51分

事業承継の支援を 県内関係機関が連携確認 県内の後継者不在率は4割を超える

 会社の経営を後継者に引き継ぐ「事業承継」を支援しようと、千葉県や商工団体などで構成する「事業承継支援ネットワークちば」の全体会議が1月21日、千葉市内で開かれました。

 「事業承継支援ネットワークちば」は、県や市町村、それに商工団体や金融機関など県内106の機関で構成されていて、会議では、国や県などの担当者が事業承継の現状や課題、各機関による支援の取組状況などを報告しました。

 それによりますと、全国の状況としては、休業や廃業、解散の件数には増加傾向が見られ、このうち黒字廃業は全体の5割を占め、後継者がいないことを廃業の理由に挙げる企業は、3割近くに上りました。

 一方、県内では事業承継の効果もあり、後継者の不在率は6年連続で低下し、2024年は全国4番目の低さとなったものの、依然として4割を超えています。

 こうした背景を踏まえ、21日の会議では、黒字にも関わらず後継者不在などで廃業する「あきらめ廃業」を防ぎ、経営資産を次世代に引き継ぐためには、事業承継ニーズのさらなる掘り起こしやM&Aを含む幅広い選択肢の必要性が指摘され、引き続き連携を強化して支援を進めることを確認していました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください