豊昇龍の横綱昇進 元指導者「誇らしい気持ち」

　豊昇龍の横綱昇進を受け、元指導者の男性が「誇らしい気持ち」と心境を語りました。

　柏相撲少年団 永井明慶 代表
　「逆転劇で優勝した瞬間は私も涙が出たし、私のところに１５歳の時に相撲をやりたいと相談に来たとき 横綱になりたいと口にしていたので」

　こう話すのは、豊昇龍が相撲を始めた当初から指導を行ってきた永井明慶さんです。

　永井さんは現在、千葉県の柏市内で相撲教室を開き、子どもたちへの指導を続けています。

　１５歳でレスリングの留学生として来日した豊昇龍は、日体大柏高校に入学後、校外学習で訪れた両国国技館で相撲に魅了され、当時、相撲部の顧問だった永井さんに教えを請いました。

　柏相撲少年団 永井明慶 代表
「（当時）身体は細かったがしがみついたら離れないというバネ　や、打ち込まれても土俵際で逆転するというバネは素晴らしいものがあった」

　いまでも、頻繁に永井さんの相撲教室に顔を出すという豊昇龍。

　後輩たちにとってどのような存在なのでしょうか。

　後輩は―
「友だちみたいにしゃべってくれてすごく優しい人」
「一緒に相撲を取って自分の悪いところや良いところを教えてもらい、それがありがたかった。記憶に残る大横綱になってみんなを笑わせてほしい。応援しています！」