成田空港ターミナルに日本庭園 千葉県産植木をＰＲ ”匠の技”も披露

　成田空港のターミナルに千葉県産の植木を使った日本庭園が展示されています。
　１月３１日、特別に植木の造形美を仕立てる匠の技が披露されました。

　成田空港の第１ターミナル４階に展示されている日本庭園。

　地面と平行に伸びた枝が特徴的なクロマツと天目松の植木を中心に、ナンテンやツバキで彩りを加えるなどして、日本の伝統的な「坪庭」を表現しています。

　この日は、庭師による植木の手入れの様子が公開され、クロマツとイヌマキにノミを打ち込んで枝を曲げる「割り」や、無駄な枝を切り落とす「透かし」など、匠の技が披露されました。

　この取り組みは、日本の伝統文化や千葉県の植木を国内外にＰＲするため、県や植木の生産者で作る組合などが共同で企画しました。

日本庭園の展示は、２月３日まで成田空港の第１ターミナル４階で行われています。