能登半島地震による海底隆起の実態 日本財団などの調査で地形データ明らかに
チバテレ+プラス / 2025年1月31日 18時11分
2024年1月の能登半島地震で発生した海底隆起。
この地震の前後の海底の地形データが日本財団などの調査により、初めて明らかになりました。
日本財団と日本水路協会は2022年から、沿岸漁業や水難事故防止などに役立てようと、全国の海岸に続く浅い海域を調査して、地図を作るプロジェクトを始めています。
この調査の一環で、2024年1月に発生の能登半島地震により隆起した海底の地形データが明らかになり、調査結果が1月31日に公表されました。
それによりますと、石川県志賀町から珠洲市までの沿岸総距離約225キロで、最大5.2メートルの隆起や最大4.3メートルの水平移動、新たな岩礁ができたことなどがわかりました。
また、2024年9月の能登半島豪雨の後にも調査が行われ、一部の海底では、陸から流出した土砂が厚く海底に堆積したことも確認されたということです。
財団の海野光行常務理事は、調査結果を次のように生かしたいと話します。
日本財団 海野光行 常務理事
「まずは科学者・研究者が地域がどういう風になっているか、震災でリセットされたので、いま海の中がどうなっているのかというのを出していきたい。(漁師で)航行安全の分野で使いたい人もいる。新しく生物が再生できるのかどうか知りたい人もいる。地図だけではなくデータも基準を定めて提供できればと思う」
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