船橋市で強盗致傷の疑い 男３人を再逮捕 一連の闇バイト事件

船橋市で強盗致傷の疑い　男３人を再逮捕

　首都圏で相次いだ闇バイトが絡む一連の強盗事件のうち、２０２４年９月に千葉県船橋市の住宅で起きた事件で、千葉県警は２月６日、別の事件で逮捕された男３人を再逮捕しました。

　強盗致傷などの疑いで再逮捕されたのは、実行役とみられる坂井田翔太郎容疑者と、１８歳の男、それに運転士役とみられる貴田宏司容疑者の３人です。

　県警によりますと、坂井田容疑者らは２０２４年９月、船橋市の住宅に侵入し、住人の男性を「変なことしたら殺すぞ」などと脅して、ハンマーで殴りけがをさせた疑いがもたれています。

　３人はその後、何も盗らずに逃走しました。

　調べに対し、坂井田容疑者と１８歳の男は、「ハンマーで殴ってはいない」などと容疑を一部否認し、貴田容疑者は「男２人を指定された場所へ運んだだけ」と供述しています。

　３人はこの事件の直前、船橋市内の事務所に侵入したとして逮捕されていたほか、坂井田容疑者と１８歳の男は東京・練馬区で起きた強盗致傷事件で警視庁に逮捕されていました。

　県警は、３人がＳＮＳで高額報酬のバイトに応募し、指示を受けながら犯行に及んだとみて詳しく捜査しています。