ディズニーが「Hulu」の全経営権を獲得へ

CinemaCafe.net / 2019年5月16日 17時30分

ウォルト・ディズニー・カンパニー-(C)Getty Images

ディズニーが、現在コムキャストが保有する「Hulu」の株33%を2024年1月までに買い取り、「Hulu」の全コントロール権を握るという。ディズニーはこれまでHuluの67%の株を保有していたが、残りの33%をコムキャストから買い取ることでHuluを完全に子会社化。ディズニーのストリーミングサービスにはすでに1年前からスポーツ番組に特化した「ESPN+」、今年11月にスタートする「Disney+」があり、さらに「Hulu」が加わる形となる。

「Los Angeles Times」紙は、ディズニーがHuluの運営権を握ることはディズニーにも視聴者にもメリットが大きいと指摘する。たとえば、ディズニーは「Disney+」と「Hulu」をセットで契約すれば月額が安くなるというようなプランを提供できるようになり、これは視聴者側としても都合がよいため加入者が増える。「Diensy+」ではディズニー、マーベル、ピクサー、『スター・ウォーズ』系の作品、「Hulu」では「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のような大人向けの作品を楽しめる。3月にFOXの買収を完了し、有料テレビチャンネル「FX」も傘下に置くディズニーは、「ファミリー・ガイ」や「アトランタ」なども「Hulu」で配信できる。

大人向けの「Hulu」と小さな子どもから大人までを対象とする「Disney+」を手にするディズニー。同紙はこれによって、同社のCEOボブ・アイガーの「ストリーミングサービス独占戦略が加速する」と分析している。

なお、日本の「Hulu」は日本テレビが買収しているため、この件は影響しないとみられる。

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