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「ゲーム・オブ・スローンズ」クリエイターも絶賛「三体」原作の魅力を語る

cinemacafe.net / 2024年3月4日 16時0分

3月21日(木)にNetflixにて配信が開始されるドラマシリーズ「三体」。世界的ベストセラー小説である原作の魅力について、本作のクリエイターたちがコメントを寄せた。


巨匠ジェームズ・キャメロンをも唸らせたと言われる歴史的傑作を原作とする本作は、迫り来る異星文明の侵略に直面する人類を、世代を飛び越えて描く壮大なSF叙事詩。大人気ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」などを手掛けてきた本作の製作総指揮を虜にしたからこそ今回の実写化が実現。エピソード1&2の監督を務めたデレク・ツァンもまた原作ファンの一人であり、“誰もがテーマを理解し、共感できる壮大な物語”が描かれていると作品の魅力を熱弁している。


原作小説は、“SF界のノーベル文学賞”と言われるヒューゴー賞をアジア圏の作品として初めて受賞した、中国の作家・劉慈欣による世界的ベストセラー。「ゲーム・オブ・スローン」シリーズに続き、本作でも製作総指揮を務めたデイヴィッド・ベニオフは「私たちはみんな原作を心から愛し、尊敬しています。この小説は、SFというジャンルに、重厚な実用科学と想像力あふれる壮大な冒険を融合させているんです。それは決して簡単なことではありません!そして、それが目新しさと新鮮さを感じさせる理由でもあると思います。私たちは、映像化においてもそれに近いことをしようとしています」と原作愛を語ると同時に、映像化への熱も込めた。


D・B・ワイスも「私たちも熱狂的なファンのひとりだと思います」と原作愛を覗かせる。そしてデレク・ツァン監督もまた原作をこよなく愛しており、「最初に知ったのは2013年頃の口コミだったと思います」と作品との出会いをふり返る。


原作は2008年に発売されてからすぐに話題作となり、2015年にはヒューゴー賞受賞の快挙を果たしているが、デレク・ツァン監督は受賞後に作品を読み始めたそうで「ヒューゴー賞受賞後、この作品がどれほど素晴らしいか、中国のSF小説にこんな作品があったとは、など多くの人が話題にするようになりました。実際に、私も読み始めて瞬く間にハマりました」と、ドハマりしたことを告白。


「壮大な物語を描いた小説なので出身地に関係なく、誰でもストーリーのテーマを理解し、共感できるのではないかと思います!」と本作の魅力を語り、「後世に残る名作ですし、中国の歴史上類のない作品です」と熱量たっぷりに語った。


物語の始まりは1960年代。父を亡くし、人類に絶望した中国のエリート科学者が宇宙に向けて秘密裏に発信した電波が、惑星〈三体〉の異星人に届き、未来の地球を揺るがす大災厄を招くことに…。そんな本作について、デレク・ツァン監督が「この物語は突き詰めるとサバイバルの物語です」と語るように、作中では各国の優秀な科学者が次々に自殺する異変が勃発。


すでに解禁されているティザー映像では「何者かが科学者を標的にしている」というセリフが語られ、得体の知れない現象が容赦なく迫る。ある科学者は、突如“目の前に数字の列が現れる”といった怪現象にも直面。ついには異星文明の存在を感じさせる現象も…。


壮大なスケールで描かれた物語だが、デレク・ツァン監督は「物語のスケールは壮大で幻想的でありながら、私の心に響いたのは人間的なストーリーでした。物語の中心にはキャラクターがいて、彼らがどう行動するかが描かれています」と語り、地球が最大の局面を迎えた時の登場人物たちの“生き様”に心打たれたのだと明かした。さらに、「視覚的に派手で興味をそそるような演出と、登場人物たちに焦点を当てた物語を描くことの両立は難しくありませんでした」と語っている。


迫り来る“人類史上最大の脅威”の正体とは? そして科学の力を駆使する人類はどう立ち向かうのか? 謎が謎を呼ぶ予想のつかない緻密なサスペンスに加え、強大な危機に立ち向かうため団結する重厚な人間ドラマにも注目したい。


Netflixシリーズ「三体」は3月21日(木)より世界独占配信。


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