スタジオジブリが名誉パルム・ドール受賞へ 個人ではなく組織の受賞はカンヌ国際映画祭史上初
cinemacafe.net / 2024年4月18日 15時45分
第77回カンヌ国際映画祭にて、『君たちはどう生きるか』など数々の大ヒットアニメ作品を手掛けてきたスタジオジブリが名誉パルム・ドールを受賞することが明らかになった。同映画祭のHPやX公式アカウントなどから発表された。名誉パルム・ドールを個人ではなく団体(組織)が受賞するのは初めてだという。
スタジオジブリのプロデューサーの鈴木敏夫氏は、受賞の知らせに「心から光栄なことであり、大変うれしいです」とコメントし、映画祭の主催者に感謝。
スタジオジブリについては、「40年前、宮崎駿監督、高畑勲監督と共に、子どもから大人までどの年齢層の人にとってもハイレベルでハイクオリティなアニメを届けたいという思いから設立しました」「ここまで大きな組織になるまでには、本当に長い道のりがありました」とふり返っている。
「宮崎監督も私もかなり年を取りましたが、今後も当社はスタジオジブリの精神を受け継いだスタッフたちによって、新しいチャレンジに挑戦していくはずです」とスタジオを牽引していく次世代のスタッフに期待を寄せた。
カンヌ国際映画祭は、早い時期からアニメ映画の進展を見守ってきた。ディズニーの短編アニメや『ダンボ』『ピーター・パン』などを上映し、1973年にはルネ・ラルー監督のアニメ映画『ファンタスティック・プラネット』が審査員特別賞を受賞。
それからしばらくの時を経て、2000年代に入ると同映画祭でのアニメ熱が再燃する。『シュレック』『シュレック2』『マイ・エレメント』『ロボット・ドリームズ』などが上映され、2016年にはスタジオジブリが初めてヨーロッパの製作会社と組んで作った『レッド・タートル ある島の物語』も披露された。
第77回カンヌ国際映画祭は5月14日~25日まで開催。ジョージ・ルーカス監督も名誉パルム・ドールを受賞することが発表されている。
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