シン・ヘソン&カン・テオら出演『ターゲットー出品者は殺人鬼ー』公開決定
cinemacafe.net / 2024年5月22日 13時0分
「生まれ変わってもよろしく」シン・ヘソン、「ムービング」キム・ソンギュン、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」カン・テオらが出演、フリマサービスに潜む闇を描く日常に潜むサスペンススリラー『ターゲットー出品者は殺人鬼ー』が公開決定。併せて日本版ポスタービジュアルが解禁となった。
近年急成長を遂げ、倹約目的以外にも、物の価値を重視する動きはトレンドにもなっている中古市場。韓国の中古市場は25兆ウォンを超え、韓国国内の主要中古取引プラットフォームの累計加入者数は2021年時点で6,000万人以上に達している。
しかし、多くの人々がアクセスし市場が拡大するにつれ、取引数の増加に伴いシステムを悪用した詐欺や組織犯罪も増加傾向にある。韓国の警察庁のデータによると、2022年の中古品取引詐欺事件は8万3,214件で、過去9年間で81.4%も増加。また、被害額は2014年の278億ウォンから2021年には3,606億ウォンと7年間で13倍に。韓国では1日平均228件もの詐欺被害が報告されているという。
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本作は、身近になったインターネットでの中古品の売買というごく現実的な題材に、映画的な想像描写を加えてスリラーに仕立てた作品。確かな脚本と繊細で安定感のある演出で、どの作品にも新鮮味をもたらしてきたパク・ヒゴン監督が中古品売買で詐欺に遭い犯罪の標的になるという、日常に潜むリアルなサスペンスを作り上げた。
フリマサービスでの中古品購入がきっかけで犯人に狙われるスヒョン役を演じるのは、「サムダルリへようこそ」「生まれ変わってもよろしく」「哲仁王后 ~俺がクイーン!?」など話題作が続くシン・ヘソン。
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平凡な会社員から顔も分からない殺人鬼からの標的となったことで日常が崩れていくスヒョンの心情を細やかに表現、作品への没入感を高めている。中古品購入で詐欺に遭った怒りに始まり、何者かに行動を監視される恐怖、犯人の監視から逃れられない絶望感まで、シン・ヘソンは様々な感情を立体的で説得力のある演技で繊細に演じる。また、被害者として打ちひしがれるだけでなく、犯人を見つけるために行動を起こす力強い女性の演技で観客を魅了。
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パク・ヒゴン監督は、シン・ヘソンとの製作について「平凡な会社員が犯罪のターゲットになったときの感情表現は非常に難しい。その心理の変化をほかの俳優と調整するのも同じく困難だ。しかし彼女は毎日現場でそれをやってのけ、とても感心した」と満足した様子で語っている。
サイバー犯罪捜査部のチュ刑事を演じるのは、「ムービング」「D.P.ー脱走兵追跡官ー」など役に対する性格描写が光る俳優キム・ソンギュン。毎日何百件ものサイバー犯罪を扱うチュ刑事は、スヒョンの事件の担当となり翻弄されていく。彼の繊細な表情と重量感のある演技は、チュ刑事の微妙な心情の変化を捉えている。パク・ヒゴン監督はキム・ソンギュンへの信頼を「彼の演技の幅というものを、ぜひこの目で見てみたかった」と語る。
チュ刑事の後輩、ナ刑事を演じるのは、ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で注目を集めた人気俳優のカン・テオ。彼の演技は、職務へ熱意と誠実さを兼ね備えた新米刑事の役に完璧にシンクロしている。
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また、映画『毒戦 BELIEVER』『サムジンカンパニー1995』『声/姿なき犯罪者』など、出演する作品ごとに独特の存在感を発揮するイ・ジュヨンは、スヒョンの同僚で親友のオ・ダルジャ役として、誰よりもスヒョンを心配する、活発で気さくなキャラクターを演じている。
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シン・ヘソンとキム・ソンギュンは、犯人を捕まえるまで諦めない粘り強い2人を表現、キム・ソンギュンとカン・テオは、先輩と後輩の刑事役で相性の良さを発揮。シン・ヘソンとイ・ジュヨンは親友役という抜群の相性で作品に深みを加えている。個性の異なる魅力的な俳優たちの組み合わせも必見ポイントとなっている。
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解禁となったポスタービジュアルは、画面の割れたスマホにシン・ヘソン、キム・ソンギュン、カン・テオが映し出され、「スマホで買っただけなのに・・次の取引(ターゲット)相手はあなたかも!?」というコピーが配されている。誰しもが利用するフリマサービスに潜む闇、日常生活の中で繰り広げられるサスペンスと予測不可能な展開は、一種の親近感と、誰にでも起こりうるという危機感を刺激する。
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『ターゲットー出品者は殺人鬼ー』は6月21日(火)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋・kino cinéma天神にて公開。
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