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『ゼロ・グラビティ』がきっかけで実現!? ジョージ・クルーニーの起用秘話『ブルー きみは大丈夫』

cinemacafe.net / 2024年6月8日 17時0分

『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズら豪華出演、ジョン・クラシンスキー監督の『ブルー きみは大丈夫』に、声優陣として名を連ねるジョージ・クルーニーの撮影秘話を監督が語るコメントが到着した。


5月17日にひと足早く北米公開されると、No.1スタートを記録した本作。観客の満足度を調査するCinemaScoreでは、感動と絶賛の声が相次ぎ、最高評価のAを獲得(5月20日現在)している。


そんな注目が集まる本作の魅力の1つは、主演のケイリー・フレミングの脇を固める超豪華キャスト陣で、『デッドプール』シリーズでキレッキレのキャラクターを演じるライアン・レイノルズや、マット・デイモンエミリー・ブラント、ブラッドリー・クーパー、サム・ロックウェルといったハリウッド俳優たちが勢ぞろいしている。


実は『オーシャンズ』シリーズなどのジョージ・クルーニーも“空想の友達”の宇宙飛行士<スペースマン>役として参加しており、ジョージが作品に出演しているのは、いわば超内輪のネタとクラシンスキー監督は語る。


この宇宙人のキャラクターはある日、撮影セットで思いついたアイディアで、ライアンが宇宙飛行士キャラクターを押し込むシーンで「いいから入ってろよ、マット」と言ったことから始まったそう。


マットとは『ゼロ・グラビティ』でジョージが演じた宇宙飛行士の役名で、監督がジョージに「君が『ゼロ・グラビティ』で演じたキャラクターが誰かの空想の友達になった、っていうの演じてみたい?」と打診をし、ジョージもそれを気に入ってキャスティングが実現したそうだ。


ジョージ・クルーニー Photo by Neil P. Mockford/Getty Images

また、何本も大作映画が作れるほどの超豪華キャストが揃うアフレコブースについて監督は、「アフレコのブースで人生イチ、笑ったんじゃないかと思います」とふり返る。


「素のままで立っているだけの人がものすごい大声を発する姿は、ただただ滑稽で。全員が全力投球してきましたから。アイス役のブラッドリー・クーパーは、すごく楽しかったですよ。サム・ロックウェル(スーパードッグ役)はハチャメチャで。で言ってしまうと、彼の芝居の大半は家族向けの映画には全くもって不適切でした(笑)。なので、残念ながら全ては使えなかった。でもDVDの特典映像だったら、むしろDVD本編が作れるくらいあります」と、映画ファンなら誰しもがブースの様子を見てみたいと思うような豪華すぎるエピソードを教えてくれた。


ジョージをはじめとする超豪華ハリウッド俳優陣が劇中でどのようなシーンで登場し、個性を披露しているのかを想像するだけでも楽しい本作。どのシーンで活躍するのか、確かめてみてほしい。


『ブルー きみは大丈夫』は6月14日(金)より全国にて公開。



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