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ド・ギョンスと“月面着陸を目指す”のはキム・レウォン&イ・イギョン『THE MOON』本編映像解禁

cinemacafe.net / 2024年6月9日 12時0分

ソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエらが共演、映画『神と共に』シリーズのキム・ヨンファ監督によるSF超大作『THE MOON』から、初の本編映像が到着。月面着陸を目指す韓国の有人宇宙ロケットの、発射成功の様子が収められている。


月面の有人探査を叶えるべく、3人のクルーを乗せ宇宙へ旅立った韓国の有人ロケット・ウリ号。しかし月周回軌道への進入を目前にしながら通信トラブルが発生し、修理中の事故によりクルーの命が失われる。


唯一残された新人宇宙飛行士ソヌ(ド・ギョンス)を生還させるため、5年前の有人ロケット爆発事故の責任を取り組織を去った当時の責任者ジェグク(ソル・ギョング)が宇宙センターへ呼び戻されるーー。


今回初解禁された本編映像は、ニュース番組の特集企画として、月面着陸を目指す有人ロケット・ウリ号が無事に発射成功する様子を、全世界にレポートしている内容となっている。



映像冒頭では、ウリ号のクルーに選ばれた3人の宇宙飛行士が順に紹介されている。まずは妊娠中の妻を地球に残し、月面着陸を目指す船長イ・サンウォン(キム・レウォン/『デシベル』「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」)、続いて息子からもらったゴリラのぬいぐるみと共に宇宙船に搭乗したチョ・ユンジョン(イ・イギョン/「私の夫と結婚して」)。そして新人宇宙飛行士のファン・ソヌ(ド・ギョンス)。


ソヌは、「UDT(海外特殊戦戦団)では訓練を積みましたが、今は新人宇宙飛行士なので、経験豊富な先輩と任務を全うして、ナレ号の犠牲を無駄にしません」と語る。


5年前に起きた有人ロケット ナレ号の爆発事故で亡くなったクルーの無念を晴らしたいと語るソヌの表情から、その強い決心が伺える。大韓民国海軍の特殊部隊として知られるUDTは、その厳しい訓練から入隊志願者のおよそ70%は脱落するというが、ソヌはその精鋭部隊出身なのだ。


続いて、宇宙飛行士訓練に挑む様子が映し出される。宇宙酔いに近い感覚を再現する回転椅子に挑む様子から、無重力訓練中にジェット機内でバスケットボールに挑む姿、重さ約120kgの宇宙服を着用したままプールに沈み、船外活動を再現する訓練など、キム・レウォン、イ・イギョン、ド・ギョンスらが実際に体験している。アポロ計画以来、55年ぶりに人類が月に上陸するという快挙を成し遂げようとしている彼らに向けて、世界中が注目していることが分かる本編映像に仕上がっている。


本作のメガホンを取るキム・ヨンファ監督は、未知の宇宙に命を吹き込むために7か月以上を費やしたという。


「既存する多くのSF大作と肩を並べるほど、韓国の映画制作における技術が成長しました。そして技術面はもちろん、ドラマとしても満足させることができる作品を作りたかったんです」と語り、「ディテールをひとつひとつ検証しても、映画と現実の間に違和感がないと思います」と、SF超大作『THE MOON』の完成度に自信をのぞかせている。


『THE MOON』は7月5日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。




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