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元首相の誘拐事件を6つの視点から描く340分『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』本予告

cinemacafe.net / 2024年6月15日 19時0分

マルコ・ベロッキオ監督作『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』が、8月9日(金)より公開される。この度、本ビジュアル、本予告編が到着。また340分の本編を、前後編各170分に分けて上映されることも決定した。


ヨーロッパ現代史上、類を見ない大事件「アルド・モーロ誘拐事件」を題材に、壮大な人間模様を、史実にフィクションを織り交ぜながら描き切った本作。冷戦下で混迷を極め、テロリズムや暴動が蔓延り、“鉛の時代”と呼ばれていたイタリアで起きた国家を揺るがす大事件の裏側で、その時一体何が起こっていたのか…? ベロッキオ監督は、“羅生門方式”とも言える、事件に関わった人物たちのそれぞれの6つの視点から再構築した。


主演は、『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』(23)での好演が記憶に新しいファブリツィオ・ジフーニ。妻エレオノーラ役にはマルゲリータ・ブイ、時の教皇パウロ6世役は名優トニ・セルヴィッロ演じた。ほかにもイタリア映画界を代表する錚々たる俳優たちが脇を固める。


この度解禁された予告編は、本編でも使われているジャネットの「Porque te vas」にのせて、アルド・モーロが「赤い旅団」に誘拐され、家族をはじめ、政府関係者や教皇が戸惑う姿や、赤い旅団のメンバーが決起する姿などがリズミカルに映し出され、ラストは、モーロが神父に告解し、キャッチコピーの言葉が印象的に響く。


本ビジュアルは、赤を基調とし、手で顔を覆い隠す象徴的なアルド・モーロを中心に、本作の主要登場人物たちが周縁を囲っている。モーロの写真の横には、劇中で「赤い旅団」に監禁され50日以上が経ったモーロが、神父に告解する場面で吐露する、「生きたいと願うことの何が狂っていますか?」という言葉が印象的に映えるデザインとなった。


日本での上映形態は、イタリア本国での劇場公開時の上映形態に則り、前編(1~3)と後編(4~6)、各170分に分けて上映され、上映素材もイタリア劇場公開版となる。Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下でのタイムテーブルも発表、劇場公式サイトで確認ができる。


『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』は8月9日(金)よりBunkamura ル・シネマ渋谷宮下ほか全国にて順次公開。



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