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中山優馬主演舞台「血の婚礼」上演決定 演出は栗山民也

cinemacafe.net / 2024年6月20日 17時15分

演出・栗山民也、主演・中山優馬による舞台「血の婚礼」の上演が決定した。


本作は、スペインを代表する劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカが、実際の事件を基に執筆し、ロルカの三大悲劇のひとつとして知られている傑作戯曲。


スペイン・アンダルシアを舞台に、互いの家族の期待を背負いながら結婚式を迎えようとしている1組の男女のもとに、花嫁の昔の恋人が現れ、全てを変えてしまう。言葉では説明のつかない愛への衝動、伝統と因習に縛られた男たちの闘い、女たちの戦いが、いま始まる。


演出は、「ロスメルスホルム」「オーランド」といった海外戯曲から、こまつ座「夢の泪」「母と暮せば」まで幅広く手掛け、旭日小綬章を受章した日本演劇界の巨匠・栗山さんが務める。


キャストには、花嫁のかつての恋人・レオナルドを、舞台「ゲルニカ」「星降る夜に出掛けよう」などに出演した中山さん。結婚式を迎えようとしている花婿を、舞台「彼方からのうた」の上演を控える宮崎秋人。レオナルドと花婿の間で揺れる花嫁を、『世界の終わりから』の伊東蒼。


レオナルドの妻を、『茶飲友達』で高崎映画祭・最優秀主演俳優賞を受賞した岡本玲。花嫁の父を、「ロスメルスホルム」「オーランド」など栗山演出作品には欠かせない谷田歩。花婿の母を、こまつ座「夢の泪」への出演や「『ふくすけ 2024-歌舞伎町黙示録-』」の上演を控える秋山菜津子が演じる。


栗山さんは「心躍るままに創ろうと思う」とコメントし、中山さんは「現代の社会においては決して許される事のないであろう物語。僕が演じさせて頂くレオナルドは、強くも卑怯で愛に溢れた男。多くを失い、多くを手に入れた男なのだと思います。そんな彼をたくさん愛し、表現したいと思います。僕なんかの小細工が通用する役ではありませんので、少しの衝動も逃さず、文字通り全身全霊で演じ切りたいと思います」と意気込んでいる。



あらすじ

太陽が照りつける灼熱の大地スペイン、アンダルシア。母親と二人暮らしの花婿は、働き者の花嫁との婚礼を間近に控えているが、花婿を愛する母は二人を歓迎できずにいた。花嫁は過去に、フェリクス一族のレオナルドと恋人関係だったという噂があるからだ。


遡ること20年前、花婿の父と兄はフェリクス一族に殺されたのだ。花婿の母は暴力への憎しみを全身に宿し続けながらも、女手ひとつで残った息子を育て上げたが、いまも心が晴れずにいた。


現在のレオナルドの妻は、花嫁の従姉妹。2人の間には子どもがいる。それにも関わらず、レオナルドはいまもなお、花嫁への熱情を抱き続けているという。ついに迎えた婚礼の朝。レオナルドは花嫁を尋ね、燃え続ける思いを告げる。花嫁は動揺を隠して婚礼の一日を過ごすが、祝宴の真っ最中、レオナルドとともに姿を消してしまう。婚礼の宴は大騒ぎになり、花婿は花嫁とレオナルドを追いかけた。


森のなか、「月」が3人を照らし出し、「死」が囁きかける。そして、悲劇が繰り返される。




舞台「血の婚礼」は12月、東京・兵庫にて上演予定。



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