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「幸福の画家」の真実描く『画家ボナール』予告編&場面写真

cinemacafe.net / 2024年7月11日 17時0分

横浜フランス映画祭2024で観客賞を受賞した『画家ボナール ピエールとマルト』の公開日が9月20日に決定。予告編と場面写真が解禁された。


「幸福の画家」と称される画家ピエール・ボナールと、謎に包まれた彼の妻・マルトとの半生を描く本作。『セラヴィ!』『夜明けの祈り』でフランス映画界実力派の代表格に称されるヴァンサン・マケーニュがピエールを演じ、妻・マルト役を『ヒア アフター』『少年と自転車』『メビウス』『幻滅』など数々の名作で知られる名優セシル・ドゥ・フランスが演じる。


『5月の花嫁学校』『ルージュの手紙』『ヴィオレット ある作家の肖像』『セラフィーヌの庭』などフランス映画らしい芸術作品に定評のあるマルタン・プロヴォ監督がメガホンを取った。


この度解禁となったのは、名前も知らないまま惹かれあったピエール・ボナールと、のちに人生の伴侶となるマルトの生涯を切り取った予告編。


「君なしでは生きられない」というピエールの一言から、自然に囲まれた家で紡ぐ、自由で色彩に充ちた日常が始まっていく。その毎日は、破天荒でありながらも創造的なものだったが…。


ボナールの代表作「ベッドでまどろむ女(ものうげな女)」のモデルも務めたマルトへ羨望の眼差しを向けるモデル・ルネが現れ、その関係にも変化が訪れる。


遺作「花咲くアーモンドの木」の絵画を仕上げるボナールの姿に“アーモンドの白い花が咲くとき心よりきみを慕う”という言葉が添えられ、年老いるまで深い絆で結ばれていた2人の人生の一片を覗かせる内容となっている。


さらに、場面写真も7点も到着。クロード・モネをはじめとした絵画・美術界の人々との交友を窺わせる文化人としての一面を捉えたものや、バスタブに横たわるマルト、ルネをモデルに絵を描く様子など、ボナールの絵画を彷彿とさせる美しいシーンの数々が切り取られている。


『画家ボナール ピエールとマルト』は9月20日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。


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