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『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』10月公開決定

cinemacafe.net / 2024年7月23日 12時0分

スティーヴン・ダルドリー監督デビュー作『リトル・ダンサー』デジタルリマスター版が10月4日(金)より全国にて公開されることが決定した。


本作は、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011)、『愛を読むひと』(2002)、『めぐりあう時間たち』(2008)など上質なドラマの名手として知られるスティーヴン・ダルドリーの監督デビュー作にして、いまもなお多くの人に愛される不朽の感動作。


2000年9月29日に本国イギリスで公開された本作は、500万ドルという低予算にも関わらず、世界の映画祭で高い評価を受け1億ドル超えの大ヒット、日本でも2001年1月27日から公開されると、ひたむきに夢を追いかける少年ビリーの煌めく姿に多くの観客が胸を熱くした。


そんな本作の魅力は、11才の少年ビリーが偏見にめげず環境に負けず、夢を実現する姿。夢をあきらめない少年ビリーの姿は、23年たっても私たちの胸を震わせることだろう。


監督を務めたスティーヴン・ダルドリーは舞台演出家出身ならではの大胆な演出方法で第1作目にして早くもアカデミー賞監督賞候補に名を連ね、本作から3作続けてアカデミー賞の監督賞・作品賞の候補となる快挙を成し遂げた。


バレエ・ダンサーを夢見る主人公のビリーを演じたのは、『ロケットマン』(2019)や『異人たち』(2024)など現在も数多くの作品に出演し続ける実力派俳優ジェイミー・ベル。当時13歳だったジェイミー・ベルは、2000人を超える候補者の中からオーディションで選ばれた。


ジェイミー・ベル Photo by Rodin Eckenroth/FilmMagic

ビリーにとって踊ることは、自分を表現する手段。軽やかな動きでなく、力強く激しく「これが僕のバレエなんだ」と訴えてくるダンスシーンの数々は圧巻だ。父親にバレエを反対された怒りをダンスにぶつけるシーン、町中を踊りまわるシーンなど、新人ながら希望や悲しみ、様々な感情をダンスに乗せて素晴らしい演技を披露し、本作がカンヌ国際映画祭監督週間クロージングで上映されるや否や、無名の少年が一夜にしてスターに!と大絶賛された。


共演には『ハリー・ポッター』シリーズのモリー・ウィーズリーなどで知られるベテラン俳優・ジュリー・ウォルターズ。ビリーにバレエの楽しさを教えてくれるウィルキンソン先生を熱演し、第73回アカデミー賞助演女優賞にノミネートを果たした。さらに『マーベルズ』のゲイリー・ルイスがビリーの父を演じ、世界的バレエ・ダンサーのアダム・クーパーが特別出演しているのも見逃せない。


また音楽は70年代に一世を風靡したグラムロックの「T・レックス」による名曲の数々と、「ザ・クラッシュ」や「ザ・ジャム」の人気楽曲などが使用され、ビリーの感情に寄り添うように鳴り響くのも本作の魅力といえる。


この度解禁となったティザービジュアルでは、主人公のビリーが宙に浮かんでいるように軽やかにダンスしているシーンを切り取ったもの。バレエとの出会いに心が躍り、「ロンドンのロイヤル・バレエ団で踊ること!」という夢に向かってまい進するビリーの強さを感じるものとなっている。


さらに7月26日(金)よりムビチケカード券の発売が決定。購入特典として、少女たちに混ざってバレエを練習するビリーの姿が印象的なものから、躍動感あふれるダンスシーンなど、本作の名シーンを切り取った4種類のオリジナルポストカードからランダムで1枚がプレゼントされる(なくなり次第終了)。


『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』は10月4日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開。



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