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やんちゃな3人組が魔女と冒険!? 映画『リトル・ワンダーズ』10月25日公開

cinemacafe.net / 2024年8月1日 12時0分

各国の映画祭で高い評価を得た話題作『RIDDLE OF FIRE』が邦題『リトル・ワンダーズ』として10月25日(金)より全国公開されることが分かった。


悪ガキ3人組“不死身のワニ団”、アリス(フィービー・フェロ)、ヘイゼル(チャーリー・ストーバー)、ジョディ(スカイラー・ピーターズ)は大の仲良し。ある日、ゲームで遊ぶ代わりとして、ママの大好きなブルーベリーパイを手に入れに行くが、必要な卵を謎の男(チャールズ・ハルフォード)に横取りされる。


奪い返すために男を追いかけた3人は、魔女(リオ・ティプトン)率いる謎の集団“魔法の剣一味”に遭遇し、怪しい企みに巻き込まれてしまう。森で出会った、魔女の娘ペタル(ローレライ・モート)を仲間に、悪い大人に立ち向かう4人だったが…。


『グーニーズ』や『スパイキッズ』を彷彿とさせる本作は、第76回カンヌ国際映画祭で監督週間とカメラ・ドール部門に選出されるなど、各国の映画祭で高い評価を得たRPGゲームのような冒険物語。16mmフィルムで撮影された独特のレトロフューチャーな世界観と、魅力的なキャラクターたちが織りなす物語は、長編デビュー作とは思えないほどの完成度を誇る。


監督を務めたウェストン・ラズーリは、カリフォルニア芸術大学でグラフィックデザインやファッションデザインを学んだ後に映画製作を始めたマルチな才能の持ち主。「究極のこども映画を作りたい」という発想と、自身が子どもの頃に好きだったスパイごっこやボードゲームの延長線上にある作品として創り上げたという。


解禁された予告編では、地元でも“悪ガキ”と呼ばれる“不死身のワニ団”の3人が、やんちゃに暴れまわる姿が捉えられている。そんな彼らが奪われた卵を取り返すため、大冒険を繰り広げる様子が16mmフィルムのノスタルジックな質感で映し出される。子どもたちの愛らしさと懐かしさが漂う、味わい深い予告編となっている。


併せて解禁されたポスタービジュアルは、青空の下でモーターバイクにまたがって空気銃を勇ましく構える“不死身のワニ団”の3人と、不思議な力を持つ魔女の娘・ペタルの姿を主軸に、ママのためのブルーベリー・パイをさりげなくあしらったカッコかわいいデザインとなっている。


【ウェストン・ラズーリ監督からのメッセージ】


誰もが「この世界に住みたい」、「彼らの一員になりたい」と思うような世界観をもつ、究極のこども映画を作りたかったんです。物語の出発点には、私が子供の頃に好きだったスパイごっこやボードゲームがあります。特に後者に関しては、よく遊んでいた年代物のボードゲームが、シンプルながら絵やデザインが凝った物で、子供ながらにとても魅力を感じました。その一方で「ジュマンジ」のような雰囲気もあって、一度ゲームを始めたら、ゴールするまで終わらない呪いのような引力もあります。まさにそんな映画を作りたかったので、本作の世界観に影響しています。また、自分が育ったユタ州で撮影できたのも、子供の頃を思い起こしながら創作できた理由の一つで、劇中に出てくるスーパーマーケットは、実際に私が子供の頃によく通っていたお店です。


『リトル・ワンダーズ』は10月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。


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