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藤ヶ谷太輔&奈緒、辻村深月の原作を語る『傲慢と善良』場面写真も公開

cinemacafe.net / 2024年8月2日 17時0分

辻村深月による同名小説を原作とした映画『傲慢と善良』。この度、本作の主演である藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)と奈緒が、原作小説の魅力を語った。


現代に生きる人々のリアルな恋愛観や価値観が描かれた本作は、第7回ブクログ大賞を受賞。20代、30代を中心に多くの共感を呼び、昨年には2023年最も売れた小説となり、発行部数は100万部を突破した(※ジュンク堂書店池袋本店調べ(2023年売上、文芸/文庫新書ジャンル)。


元々、原作の大ファンであったという主演の2人。藤ヶ谷は「この本に出会ってから、いろんな人に『絶対読んだ方が良い』とお勧めしています。だから『こうありたくなかったな』っていう傲慢な自分になっています(笑)。もっと早く出会ってたかった本ですよね。10代で出会ってたら、また違った20代のスタートだったのになって。未だに刺さり続けていて、辻村先生の書く言葉たちが、とにかく心に残るし、あの時、自分が置いてきた気持ちを先生が言語化してくださったみたいな、そんな勘違いの出来る一冊です」と語る。


奈緒は「私は辻村さんの小説が本当に大好きな中で、今回の映画は、改めて男女のすれ違いってすごくミステリーなんだなって思ったんです。真実の“嘘”について、気づくポイントが男女で全然違ったり、読者の中でもすれ違いが起きるって、すごいことだなって思います。藤ヶ谷さんが(みんなに)『読んで』って言いたくなるのは分かります。出会ってほしいって思います。もし私が10代の時に出会ってたら、20代の間で出会ってきた自分の中の“傲慢さ”をもうちょっと許せたかもしれないとも思います」とコメントしている。


なお本作は、原作にも描かれていないオリジナルの展開が。架(藤ヶ谷)と真実(奈緒)が婚活を通して成長していく過程は原作そのままに、映画オリジナルとなるクライマックスに注目となっている。


『傲慢と善良』は9月27日(金)より全国にて公開。



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