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「どうすれば若い世代にも見てもらえるか」『ソウルの春』監督が語るメイキング映像

cinemacafe.net / 2024年8月12日 17時0分

『パラサイト 半地下の家族』を上回る1,300万人以上の観客動員で、2023年韓国で年間観客動員数第1位を記録した『ソウルの春』。この度、キム・ソンス監督やファン・ジョンミン、チョン・ウソンらキャスト陣が撮影の舞台裏を語る貴重なメイキング映像が解禁された。


1979年、大統領暗殺――独裁者の座を狙う男と、国を守ろうとした男、国家の命運を懸けた9時間の攻防を描く本作。


今回解禁されたのは、キム・ソンス監督の時代考証のこだわりやファン・ジョンミン、チョン・ウソンらキャスト陣が撮影の舞台裏を語るメイキング映像。


「1979年、私が19歳高校3年生の時、闇の中で響き渡る銃声を聞いて以来、長年の疑問でした」というキム・ソンス監督は、国家の命運を変える事件を映画化するにあたり「大勢が関わる一夜の壮大な物語をはたして映画化できるのか、さらにどうすれば若い世代にも見てもらえるか」と並々ならぬ熱意で準備していったと説明。


脚本については、「興味深く読みました」(ファン・ジョンミン)、「手に汗握りましたね」(キム・ソンギュン)、「オファーを受けて運命を感じました」(チョン・ウソン)とキャスト陣もその物語に惹きつけられたことを明かす。


そして監督のこだわりが如実に表れているのが、この物語を描く上での“時代考証”で、「当時の陰鬱な雰囲気まで表現したくて、1979年に制作された映画や写真、ニュースなどのカメラアングルも参考」にし、陸軍本部の地下施設、首都整備司令部などのセットも細部にわたり再現されていったという。


このこだわりには思わずファン・ジョンミンも「70年代みたいだ」と感心するほどで、チョン・ウソンが「我々が演じる時の感情やパワーがそのまま感じられるようなセット」と紹介する撮影現場で、熱演する俳優陣たちの姿が。


「リハが多かった。だから疲れることもありました」とふり返るファン・ジョンミンも自ら積極的に共演者と息をあわせ、その甲斐あって監督が求める「意見が衝突し欲望が絡み合う姿をリアルに描きたかった」という思いが見事に具現化。「観客がその場にいると錯覚するほど没入感を高くしたかった」とキム・ソンス監督は自信をのぞかせている。


『ソウルの春』は8月23日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。



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