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偽のヒットマンとしての初仕事!グレン・パウエル主演『ヒットマン』本編映像

cinemacafe.net / 2024年8月16日 16時0分

リチャード・リンクレイター監督最新作『ヒットマン』より本編映像が解禁された。


“偽の殺し屋”の実話に基づく本作は、『トップガン マーヴェリック』『恋するプリテンダー』『ツイスターズ』などのグレン・パウエルが主演を務めるクライム・コメディ。


この度解禁されたのは、グレン・パウエル扮するゲイリー・ジョンソンがひょんなことから初の偽のヒットマンの仕事をする本編映像。


ゲイリーは、普段は2匹の猫と静かに暮らす大学教授でありながら、地元警察の捜査官として依頼殺人の捜査に盗撮や盗聴の技術スタッフとして協力していた。しかし、ある日おとり捜査で殺し屋役となるはずの警官ジャスパーが職務停止となり、ゲイリーに白羽の矢が立つ。


断ろうとするも、有無を言わさず殺し屋“ビリー”になることに。ジャスパーにコツを尋ねると「大事なのは、信じ込ませること。相手が望む殺し屋になれ」と。映像では、“ビリー”になったゲイリーが、初めての依頼人と依頼内容を詰める。


逮捕に繋げるためには、依頼人の口から殺人依頼の言質を取らなければいけない。そのために、ひとしきり話をした後“契約”という名目で殺人依頼をさせることに。


まずは“ビリー”からのルール説明「契約したなら1週間後にズラかるな。俺の目を見て正確に指示を出せ」。依頼人は多少違和感を感じつつも「マジかよ、とっくに伝わったかもんかと。アイツを殺してくれ、どんな手を使ってでも」と正式に依頼を。


それを聞いた盗聴していた警官たちは、「よし、逮捕だ!やった」と動き始める。依頼人は安心しきり「大したもんだ。マジですげえ仕事だよ」とダイナーを出て“ビリー”と固い握手を交わす。その瞬間パトカーのサイレンが鳴り、警察が依頼人を後ろ手に逮捕! ゲイリーの意外な才能が開花した見事な初仕事となった。


実在のゲイリー・ジョンソンはこの方法で、依頼人に応じて相手が望む殺し屋に扮して依頼をさせ、1990年頃から偽の殺し屋として警察に協力し始め、70人以上を逮捕に導いた。本作では、実際の依頼者のエピソードを基にリチャード・リンクレイター監督と、グレン・パウエルの共同脚本で映画化されている。


軽快なテンポで、ノワール、ロマンス、スリラー、アクション、コメディの要素が詰まったリンクレイターワールドの集大成ともいうべきエンターテインメント作品だ。


『ヒットマン』は9月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。



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