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『太陽がいっぱい』のアラン・ドロンが死去、88歳 マクロン大統領らお悔やみ

cinemacafe.net / 2024年8月19日 12時45分

18日(現地時間)、『太陽がいっぱい』などで知られる俳優アラン・ドロンが、亡くなった。享年88。


3人の子どもたちがフランス通信社に発表した声明によると、アラン・ドロンは18日早朝、フランスの自宅で家族と愛犬に見守られながら息を引き取ったという。死因は公表されていないが、2019年に脳卒中で手術を受け、2022年にはリンパ腫と診断されたことを息子のアントニー・ドロンが認めていた。


『素晴らしき恋人たち』などで共演し、長年アラン・ドロンと友情を築いてきたブリジット・バルドーは、「彼は誇り高きフランス映画の最高峰を代表する人。優雅、才能、美を象徴する人。私は友人であり、自分の分身であり、パートナーである人を失いました」と同社に悲痛のコメントを発表。


フランスのマクロン大統領は「伝説的な役を演じて世界中に夢を見せてくれた」「スターという存在を超えた、フランスのモニュメントだった」とXで追悼した。



主に1960年代から70年代のフランス映画で活躍したアラン・ドロン。「絶世の美男子」「二枚目俳優」の代名詞になるほどの美貌を誇ったが、『パリの灯は遠く』『チェイサー』でフランス版のアカデミー賞にあたるセザール賞で主演俳優賞にノミネートされ、演技力も証明した。『真夜中のミラージュ』では同賞を受賞。「IMDb」によると、最後に出演したのは2019年のフランス映画『Toute ressemblance(原題)』の模様だ。


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