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「衣装が役作りの助けに」ファン・ジョンミンら『ソウルの春』キャラクター誕生に迫る特別映像

cinemacafe.net / 2024年8月21日 19時0分

『パラサイト 半地下の家族』を超える歴代級の大ヒットとなった『ソウルの春』がついに8月23日(金)に公開。この度、キム・ソンス監督のオファーを受け集結したファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミンら、韓国を代表する実力派俳優たちの役作りに迫る特別映像が解禁となった。


1979年、韓国大統領暗殺の後、「粛軍クーデター」「12.12軍事反乱」などと呼ばれる実際の事件を基に、一部フィクションを交えながら描かれる本作。


独裁者の座を狙う男と、国を守ろうとした男。国家の命運を懸けた9時間の攻防が幕を開ける――。


本作でキム・ソンス監督が過去のどの作品にも増してこだわったのがキャスティング。緊張感あふれる攻防戦を描くために「登場シーンは短くても、観客にきちんと役柄を認識してもらうためには俳優の知名度はもちろん、顔に陰影と個性のある俳優を揃える必要があった」という。


今回解禁となったのは、そのキム・ソンス監督のオファーを受け集結した俳優たちが演じるそれぞれのキャラクター誕生に迫る特別映像。


まず、劇中クーデターを決行するチョン・ドゥグァン保安司令官を演じたファン・ジョンミンは「この人物がさまざまなことにどう反応して、どう対処するかが重要な要素に思えました。だから資料を見たりして悩みました」と胸の内を明かしながら、「衣装が役作りの助けになりました」と語る。


そして、特殊メイクでの外見を含め、チョン・ウソンが思わず「怖すぎる」というほど役にのめり込む様子や、監督も「カメラの前では別人のようになります」と絶賛を贈る。


一方、そのチョン・ドゥグァンに対峙する首都警備司令官イ・テシンを演じたチョン・ウソンは、自らのキャラクターを「部下に正しく接しリーダーシップがある」「軍人としての本分を全うする信念の固い人物」としたうえで、クーデターから首都を守るために孤軍奮闘する役だけに「キツイですよね」とふり返る場面も。


ファン・ジョンミンはそんなチョン・ウソンを「ウソンは実生活でも仕事でも実直です。現場でリードしてくれるいい共演者でした」と言い表す。


そして、陸軍参謀総長チョン・サンホを演じたイ・ソンミンは、「状況を深く理解し正確な演技をする」(キム・ソンス監督)、「俳優と登場人物の性格がピッタリ合う時、安定感と信頼が生まれます。参謀総長にピッタリでしたね」(チョン・ウソン)など現場での信頼も厚く、意外な演技を見せて監督が驚く場面も。


チョン・ドゥグァンとクーデターを一緒に計画するノ・テゴン役パク・ヘジュンについて、ファン・ジョンミンは「腹の底が読めない人物を演じるのが上手い」と太鼓判。



さらに「軍事クーデターを鎮圧するために孤軍奮闘する憲兵監役」のキム・ジュニョプ役キム・ソンギュンに対しては、キム・ソンス監督が「誠実な俳優との噂通り、演技学科の学生のようにいつも真剣でした」と語り、撮影現場で真剣に話し合う姿が見受けられる。


韓国を代表する俳優陣がそれぞれのキャラクターをどう理解し、演じていったのか、またキム・ソンス監督がどう演出していったのか、撮影現場での様子も興味深い映像となっている。


『ソウルの春』は8月23日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。



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