1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

「南アジア出身の女性に焦点」『ポライト・ソサエティ』“姉妹”が語るインタビュー映像

cinemacafe.net / 2024年8月24日 18時0分

バラク・オバマ元米国大統領の「2023年お気に入り映画」にも選出された新感覚の青春バトルアクション映画『ポライト・ソサエティ』が公開中。


この度、本作で姉妹を演じた映画界を揺るがす南アジアの女性たち、プリヤ・カンサラとリトゥ・アリヤのインタビュー映像が到着。南アジアの俳優に映画界でスポットライトがあたっていく機会が増えたことの喜びや作品への想いについて語っている。


スタントウーマンを目指すカンフー好きなリアを演じたのは、Netflixの人気ドラマシリーズ「ブリジャートン家」シーズン2にも出演、本作が本格的な映画デビュー作となる新星プリヤ・カンサラ


そして何かと絡んでくる妹をウザがりながらも愛情深く見守っている姉リーナを演じているのは、世界的な大ヒット作『バービー』でのジャーナリスト“バービー”役も記憶に新しいリトゥ・アリヤだ。


「南アジア出身の女性に焦点に当てた作品はあまりない」


女性たちが繰り広げる華麗で力強い格闘技が見せ場の本作だが、なんとオーディション時には、格闘技の経験がゼロだったというプリヤ。出演が決まった後にすぐにトレーニングをスタート、「リハーサルに入ったのが、撮影開始の5~6週間前」と驚きの事実を明かし、「ワイヤーアクションや、スタントも練習した」と持ち前の圧倒的な身体能力を発揮したことを述懐。


そして「南アジア出身の女性に焦点に当てた作品はあまりない」と語り、「この物語には南アジア出身の人たちも若者たちも共感すると思う。特に女の子たちは、登場人物から刺激を受けるはず」と作品から得た思いを語っている。


「出演者の人種が多様だと私の自信にもつながる」


続いてリーナ役を演じたリトゥ・アリヤは劇中でも着用した、35キロもあるドレス姿で登場。撮影チームが「ほとんど女性だったから本当に驚いた、初めての経験」と驚きの現場だったことをふり返る。


多様性のある出演者についても「出演者の人種が多様だと私の自信にもつながる。主役を務める俳優(プリヤ・カンサラ)も南アジア出身だしね。こういう映画が製作されるのを私自身も待ち望んでた。子どもの頃に見てたら、力をもらったと思う。こうして演じていても勇気づけられる」と少しずつだが前に進んでいる映画業界について触れる。


さらに「楽しんでもらうのが1番」と語りつつ、「あとは何かを感じ取ってほしい」「登場人物に自分自身を重ね 大切な誰かを思い浮かべたりしてその人が自分の元を去っていくツラさを想像する」と話し、「テーマの本質かもしれない一方で面白い映画」「コメディだから思い切り笑えるけど、胸が熱くなる瞬間もある」と締めくくった。


本作は、英TVシリーズ「絶叫パンクス レディパーツ!」で高い評価を得た、パキスタン系イギリス人ニダ・マンズール監督の長編デビュー作。


カンフーとボリウッドにリスペクトを捧げ、熱きシスターフッドを胸に家父長制、ルッキズム、スクールカーストに立ち向かう新しいヒーロー“リア・カーン”の活躍は多くの観客を魅了し、カラフルな伝統衣装で舞い戦う、『マトリックス』や『キル・ビル』を彷彿させるような斬新でパワフルなアクションシーンは大きな話題を呼んだ。


『ポライト・ソサエティ』は新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください