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最恐ヒール・ダンプ松本の場面写真公開 Netflixシリーズ「極悪女王」

cinemacafe.net / 2024年8月28日 12時15分

Netflixシリーズ「極悪女王」より、ダンプ松本の新場面写真が到着した。


本作は、80年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こした、ダンプ松本の知られざる物語を描くドラマ。


日本人女子プロレスラー初のド派手なメイクと、金髪のショートカットという度肝を抜くスタイルでデビューを飾ったダンプ松本。今回の場面写真でも、ヒールとして暴れまわる姿が写し出されている。


当時、ダンプ松本は、国民的アイドルレスラーのクラッシュ・ギャルズに対するヴィランとして、極悪同盟を率い、日本中を震撼させる最恐ヒールとして君臨。試合に極悪同盟が登場するや否や、リングコールでは生卵が飛び交い、場内からは「帰れ」コールの怒号が響いた。


その戦い方も、鎖や竹刀、フォークといった凶器を使ったスタイルが当たり前のように繰り広げられ、流血沙汰に発展する試合が続いた。そして、血まみれになりながらも決して屈しないクラッシュ・ギャルズを応援する声も上がり続け、ダンプ松本という最恐ヒールの存在によってさらに人々は試合にのめり込み、時には悲鳴まじりの極悪同盟に対するブーイングと相まって、その異様なまでの凄まじい熱量が異常なほどの熱狂を生んでいった。


その嫌われっぷりは凄まじく、どこから開封してもケガをするよう、入念な仕込みが施されたカミソリ入りの手紙、ゴキブリが入ったケーキにハエが付随したケーキなど、嫌がらせのプレゼントは日常茶飯事。新車を傷だらけにされ、試合帰りには、ファンおよそ600人が極悪同盟の乗るバスを取り囲み、命の危機にも直面したというエピソードも残されている。


そんなダンプ松本も、元々は女子プロレスの大ファンであり、輝くようなレスラーになりたいと憧れを抱く、普通の少女だった。決して裕福ではない家庭に育ち、家族のために働きに出るはずだった予定を押し切って参加した全日女子プロレスのオーディションで長与、飛鳥と出会い、共に厳しい練習に励んでいくが、なかなか芽が出ず、落ちこぼれだった。


プロレスラーへの夢を諦めず、ひたむきに努力し続ける少女・松本香と、日本最恐のヒールとして全国民を敵に回し、女子プロレス熱狂の時代へと導いたダンプ松本。振れ幅のあるキャラクターを演じたゆりやんレトリィバァは、「自分から湧き出てくる悔しさとか腹立たしさ、悲しさ、ジェラシーみたいなものを全部遠慮なく出すっていうことが大事だなと思っていました。私、意外と芸人として感情を露わにしたことがなくて。初めて本気でなりふり構わずぶつかるということをやって、自分の中の殻が割れた気がしました」と撮影当時をふり返っている。


Netflixシリーズ「極悪女王」は9月19日(木)Netflixにて世界独占配信。

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