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ペドロ・アルモドバル監督作『The Room Next Door』、ヴェネチア国際映画祭で17分のスタオベ

cinemacafe.net / 2024年9月3日 14時30分

2日(現地時間)、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門で、ペドロ・アルモドバル監督初の長編英語映画『The Room Next Door(原題)』が世界初上映され、観客から17分にも及ぶスタンディングオベーションを受けた。


もちろん、これは現在のところ今年の同映画祭で最長の大喝采だ。ピンク色のスーツを着たペドロ・アルモドバル監督は喜び、笑顔で観客と一緒に拍手していた。


本作の主演はティルダ・スウィントン(『フィクサー』)とジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)。作家シーグリッド・ヌーネスの小説「What Are You Going Through(原題)」を原作とした映画。


マーサ(ティルダ・スウィントン)とイングリッド(ジュリアン・ムーア)は若い頃、同じ出版社で働いていた親友同士だった。2人は何年にもわたって音信不通になっていたが、再び友情を取り戻す。その時、マーサは末期がんと闘っていた。尊厳死を希望するマーサは、安楽死のための薬を手に入れる。薬を口にする時、イングリッドに「隣の部屋にいてほしい」と頼み…。


「17分のスタオベ」と聞いた映画ファンは、「17分って! それほど素晴らしい作品なのだろう。早く映画館で観たい」「私の手は3分くらいで限界」「クレイジーだとは思うがおめでたいことだ!」と本作への期待が高まった模様。


『The Room Next Door』は10月4日にニューヨーク映画祭にてアメリカプレミアを迎えた後、12月20日より北米公開スタート。


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