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松重豊「誠に光栄」『劇映画 孤独のグルメ』が第29回釜山国際映画祭出品、韓国配給決定へ

cinemacafe.net / 2024年9月3日 19時30分

人気グルメドラマを映画化した『劇映画 孤独のグルメ』が、第29回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門に正式出品されることが分かった。また、韓国配給も決定した。


原作:久住昌之、作画:谷口ジローによるグルメ漫画を松重豊主演でドラマ化し人気を博した「孤独のグルメ」。テレビドラマ版は2012年から10シーズンにわたって放送され、国内外で人気を博してきた。原作の翻訳版はヨーロッパやブラジル、中国、台湾、韓国で発売され、中国ではウェブドラマ化、台湾では舞台化され、その人気は日本国内だけにとどまらない。


2018年には、ドラマ版Season7の韓国出張編にて五郎は韓国を訪れて、韓国料理を堪能。この回が韓国で放送されるや否や、「孤独のグルメ」の人気に火が付き、同年韓国で最も人気のあった海外ドラマに送られるソウルドラマアワーズの招待作品賞を受賞している。「ひとりごはん」がタブーとされる文化もあった韓国で、五郎のごはんを食べたときの表情やモノローグが大いにウケ、大人気日本ドラマとなった。


そんな韓国・釜山で開催される釜山国際映画祭において【オープンシネマ部門】での出品が決定したことが、韓国で行われた会見にて発表された。【オープンシネマ部門】とは、釜山国際映画祭を代表する部門。人気、芸術性に富んだ新作や国際的に評価された作品が7作品選出され、メイン会場である「釜山シネマセンター」の野外スクリーンにて上映される。さらに、「孤独のグルメ」が大人気の韓国で、2025年3月より本作の配給が決定。


出品決定を受け、監督・脚本・主演を務める松重からは「来年1月の日本公開に先駆けて韓国釜山の映画祭で上映されますこと、誠に光栄です。また韓国でこの番組を愛していただける方が多いことも本当に名誉なことだと思っております」と喜びの声が到着。さらに、「韓国が物語の重要な舞台になることは自然の流れでした」と韓国も本作の舞台であることをサラリと明かした。


今回の舞台はフランス・パリだけではなく、井之頭五郎は韓国にも行っていたようだ。新たに解禁された場面写真では、韓国で“腹減り顔”をしている五郎が捉えられている。


コメント:松重豊(監督・脚本・主演)
来年1月の日本公開に先駆けて韓国釜山の映画祭で上映されますこと、誠に光栄です。
また韓国でこの番組を愛していただける方が多いことも本当に名誉なことだと思っております。
ですから韓国が物語の重要な舞台になることは自然の流れでした。
言葉は違えども、食べ物を通して心を通わせるエピソードは笑いとともに皆様にお届けできること請け合いです。
あらゆる意味で集大成とするべく井之頭五郎ことわたくしがメガホンをとりました。
韓国の皆さん、楽しみに待っててくださいね。


『劇映画 孤独のグルメ』は2025年1月10日(金)より全国にて公開。



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