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ルカ・グァダニーノ監督作『クィア』、ヴェネチア国際映画祭で9分のスタオベ アルモドバル監督も称賛

cinemacafe.net / 2024年9月4日 15時30分

3日(現地時間)、ヴェネチア国際映画祭でルカ・グァダニーノ監督の『Queer(原題)』がワールドプレミアを迎えた。


原作は、1985年に出版されたウィリアム・S・バロウズの同名小説で、舞台は1950年代のメキシコシティ。ダニエル・クレイグが、同性愛者で薬物依存症のアメリカ人駐在員リーを演じ、リーが溺れていくようになる若い学生をドリュー・スターキー(「アウターバンクス」)が演じている。ほかのキャストはジェイソン・シュワルツマン、レスリー・マンヴィル、今作が俳優デビュー作となる歌手のオマー・アポロら。



本作はヴェネチア国際映画祭で上映後、観客から約9分のスタンディングオベーションを受けた。拍手が湧くと、ダニエル・クレイグは顔を赤らめ、目も潤ませてルカ・グァダニーノ監督と抱き合った。


前日に本作と同じくコンペティション部門で『The Room Next Door』が上映され、17分のスタンディングオベーションを受けたペドロ・アルモドバル監督も、観客として来場。ルカ・グァダニーノ監督とハグを交わし、祝福した。


ファンは「これは忘れられない瞬間」「天才監督2人がお互いを称え合っている!」と胸を熱くした模様。2人の感動的な場面を見たダニエル・クレイグも、ペドロ・アルモドバル監督のもとへ歩いていき、ハグと握手を交わしていた。


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