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冨永愛、大奥総取締役で大河ドラマ初出演「べらぼう」新キャストに風間俊介&安達祐実ら

cinemacafe.net / 2024年9月27日 16時0分

横浜流星主演の2025年大河ドラマ「べらぼう」放送100日前に合わせ、冨永愛、原田泰造、風間俊介、安達祐実、愛希れいか、木村了、山村紅葉という新たな出演者が発表された。


横浜が演じる本作の主人公・“蔦重”こと蔦屋重三郎は、文化隆盛の江戸時代中期に日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時に“お上”に目を付けられても、面白さを追求し続けた時代の寵児。


権力者・田沼意次(渡辺謙)が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、多彩な文人が輩出されていたが、やがて時世は移り変わる――。


■高岳/冨永愛 ※大河ドラマ初出演


大奥総取締。田沼意次(渡辺謙)、松平武元(石坂浩二)と並び幕府の実権を握る大奥の最高権力者。賢丸(寺田心)の妹の種姫を10代将軍・家治(眞島秀和)の養女として迎え、家治の嫡男・家基(奥智哉)の正室とするよう画策するのだが…。


「2023年放送のNHKドラマ10『大奥』で、初めて時代劇に出演させていただき、素晴らしい経験をさせていただきました」と語る冨永は、「その経験を生かし、新たな役を私らしく演じたい」「物語の中での高岳の生き様を是非楽しみにしていてください」と期待を込める。


■三浦庄司/原田泰造


百姓から田沼意次の側近へ。備後国福山藩(現在の広島県福山市)出身の農民から田沼家の用人となった人物。意次の側近として、意知(宮沢氷魚)、松本秀持(吉沢悠)とともに政策を立案主導していく。


原田は「『渡辺謙さんと同じシーンに映る』そう考えただけでも嬉しくて、共演がとても楽しみです」と言い、「『べらぼう』の世界に入れることにワクワクしています」と語る。


■鶴屋喜右衛門/風間俊介


京ゆかりの大“地本問屋"。鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)や西村屋与八(西村まさ彦)らをまとめる江戸市中の“地本問屋”のリーダー的存在で、新参者の蔦屋重三郎と対立。草双紙や錦絵で数多くのヒット作を出版するとともに、山東京伝など若い才能を見出しプロデュースするなど、蔦重とともに一時代を築いた。


蔦屋重三郎役の横浜の印象について、「素敵な躍動感を感じました。江戸という場所で、確かに生きている生命力と鼓動を感じました」と風間。「その躍動感が、物語を大きく魅力的に動かしてゆくと思いますので、彩りを添えられるよう頑張っていこうと思います」とコメントする。


■りつ/安達祐実


吉原の女郎屋「大黒屋」の女将として、駿河屋(高橋克実)、松葉屋(正名僕蔵)、大文字屋(伊藤淳史)、扇屋(山路和弘)らとともに吉原を取りまとめ、蔦重の後見となる。のちに女郎屋を廃業し、芸奴の見番となった後は、蔦重が手掛けた「富本本」や「浄瑠璃本」の出版に大きな影響を与えることになる。


「大河ドラマは、高校生の時に出演した『元禄繚乱』以来」という安達。「私も牛耳る立場の役をやれるようになったんだな、年齢を重ねてきたんだな、と改めて感慨深い気持ちです。りつのさっぱりとした性格や、それでいて可愛らしいところもある人柄を伝えられるように演じたい」と意気込む。


■朝顔/愛希れいか


蔦重に本の世界を教えた女郎。幼少期の蔦重(横浜流星)と花の井(小芝風花)に赤本(子ども用の絵本)を読み聞かせ、蔦重が本の世界の楽しさ、面白さを知るきっかけとなった元・松葉屋の高級女郎。しかしいまは体を壊し、きく(かたせ梨乃)のもとに身を寄せている。明和の大火ののち、客足が遠のいた河岸見世では貧しさが増す中、朝顔は…。


愛希は冒頭の火事のシーンの撮影をふり返り、横浜について「私達の先頭を走るその背中が、本当に逞しく、私には重い荷物が、この大河ドラマの色んなものを背負っているように見えて、その重さに負けることなく、しっかりと前へ前へ進んでいく姿がとても印象的」とコメント。「とにかく、蔦重や花の井に、優しさとあたたかさ愛情を感じてもらえたら…と思い演じています」と明かす。


■平秩東作/木村了


平賀源内(安田顕)の相棒であり戯作者・狂歌師。内藤新宿の煙草屋を営む一方、炭焼きや材木商など様々な事業を手掛ける「山師」であり、平賀源内の商売仲間。戯作者・狂歌師といった顔も持ち、大田南畝とも親交を持つ。源内の死後、田沼意次の政策に深くかかわるようになり、意次の蝦夷地開発のきっかけをつくることになる。


「演出の大原(拓)さんとは『麒麟がくる』の時にご一緒させて頂き、『大奥』の演出では予想もしなかった方法に雷に打たれる様な感覚になったのを強く覚えています」と木村は語り、「またあの感覚を味わう事が出来る!と思ったと同時に、また役に没頭する事が出来ると二重に嬉しく思いました」とコメント。


■しげ/山村紅葉 ※大河ドラマ初出演


誰袖(福原遥)のお目付け役。大文字屋(伊藤淳史)の遣手で誰袖のお目付け役。蔦重に想いを寄せる誰袖の恋の行く手を阻む。


主演の横浜に「お芝居への情熱もかっこいいです」と語る山村。福原遥については「彼女のお目付け役なので厳しく接しなければならないのですが、深刻になりがちなシーンもちょっとコミカルな要素を加えて演じられるので、私は青筋立てて怒っているシーンでもカットがかかった途端に大爆笑!! なんてことも」と明かしている。


なお、「べらぼう」の公式Instagramが始動。出演者のメイキング写真を中心に、放送開始100日前の9月27日から毎日投稿していくとう。番組メイキングスチールは、映画『東京リベンジャーズ』、日曜劇場「下剋上球児」、Appleショートフィルム「ミッドナイト」などを手掛けてきたフォトグラファーの飯野匠紀が担当する。


大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は2025年1月5日(日)20時~NHK 総合ほかにて放送開始。


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