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『ホワイトバード』2年の時を経て北米プレミア ヘレン・ミレン「素晴らしい物語」

cinemacafe.net / 2024年10月1日 16時0分

世界的大ヒット作『ワンダー 君は太陽』のアナザーストーリー『ホワイトバード はじまりのワンダー』のニューヨークプレミアが開催された。


2022年の公開予定から2年の延期を経て、ついに10月4日(金)より北米公開となる本作。


ヘレン・ミレンをはじめ、アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ブライス・ガイザーら俳優陣のほか、監督のマーク・フォースター、原作者で製作総指揮のR.J.パラシオ、脚本家で製作総指揮のマーク・ボムバックらスタッフ陣がニューヨークのDGAシアターに登場。Rue 57で開催されたプレ・レセプションにも出席し、そこにはダスティン・ホフマン、ジョン・コルベット、クリストファー・ロイドなど著名人も来場した。


前作「ワンダー」(ほるぷ出版)、そして本作の原作者であるR.J.パラシオは、「映画化するにあたりマーク・フォースター監督が加わり、彼は撮影や照明に芸術性をもたらし、映画ではもうあまり見られないような壮大でありながらとてもやさしく美しい質感に仕上げてくれました。この映画化には本当に感激しています」と本作の映画化に大満足の様子。


ヘレン・ミレンについて聞かれると、「どんな映画に出演しても間違いありません。だから彼女と契約した瞬間、『よし、これで本当に特別なものになる!』と確信しました」と語った。


「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」(24年春コレクション)の黒のチュールドレスを着用し優雅な姿を披露したヘレン・ミレン。本作について、「とてもエキサイティングでした。この映画をつくったのは4年ほど前ですが、いろいろなことがあり公開がストップしていました。でも、私たちはみんな、今がこの特別な映画の公開にふさわしい時期だと感じています。和解、友情、勇気、仲間のために立ち上がることについて描かれ、この映画がこうしてニューヨークで公開されることに感激しています」と、満を持して映画が公開されることへ感謝。


「私は祖母を演じています。いまはとても成功した人生を送っていますが、若い頃はそうではありませんでした。贖罪と優しさの大切さについて描かれた素晴らしい物語です。いじめっ子で不愉快な人間であるがゆえに学校を退学になった孫に、自身の過去の話をします。仲間をサポートすることがいかに大切かを彼に理解させようとするんです」と作品のテーマと役柄についてコメントした。


前作よりジュリアン役を続投するブライス・ガイザーは、「この作品は『ワンダー 君は太陽』に続いており、ジュリアンは学校から締め出されますが、そこから何も学んでいません。いじめっ子が登場する映画の大体はそうだけど、この作品はどうなるのか見届けてほしいです」と話す。



本作で初共演となるミレンについては「撮影の準備をしながら『クィーン』を観ましたが、正直なところ彼女に会うのはとても緊張しました。ですが、自分をもっと良い役者に育ててくれるのではと考えていたので、彼女から学べることはすべて学びました。ヘレン・ミレンはとても素晴らしいです!」と、2人の共演が特別な時間であったことをふり返った。


『ホワイトバード はじまりのワンダー』は12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。



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