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キム・ゴウン来日直前『破墓/パミョ』鬼気迫るお祓いシーン本編映像

cinemacafe.net / 2024年10月2日 16時45分

2024年韓国No.1大ヒット、第60回百想芸術大賞4冠受賞の『破墓/パミョ』から、チェ・ミンシク、チャン・ジェヒョン監督とともに来日が決定しているキム・ゴウンの鬼気迫る“テサルお祓い”シーンの本編映像が解禁となった。


超豪華キャストとジャンル映画監督がタッグを組んだ本作は、墓に隠された恐ろしい秘密を掘り返すサスペンス・スリラー。


第74回ベルリン国際映画祭でワールドプレミアとして上映され、世界133か国で公開が決定。第60回百想芸術大賞では監督賞・主演女優賞・新人男優賞・芸術賞を受賞した。


今回解禁となった本編映像は、同・主演女優賞に輝いたキム・ゴウン演じる巫堂ファリムが“テサルお祓い(※)”を行なうシーン。


跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、先祖の墓の改葬依頼を受けたファリムと弟子ボンギル(イ・ドヒョン)は、風水師サンドク(チェ・ミンシク)と葬儀師ヨングン(ユ・ヘジン)と共に、改葬とお祓いを同時に行なうことに。


別名厄落としとも呼ばれるお祓いの供え物はブタ5匹で、イノシシ年の働き手5人に墓を掘らせ、地の悪い気を供え物に移し、ファリムが代わりにお祓いを行なうというもの。


青い服に身を包んだファリムは、白い服で祈祷を捧げるボンギルに合わせて刀を振り回し、踊りながら奇声を上げ、徐々に何かが乗り移るかのように、体を震わせてトランス状態に入っていく。


やがて、改葬を仕切るヨングンの合図で、改葬が始まるというシーンで締めくくられるが、キム・ゴウンの圧巻の演技が見どころの本編映像となっている。


製作陣はジャンルの特色を失わずに、リアリティを実現するために心血を注いだという。


イ・モゲ撮影監督は事前準備の段階から、チャン・ジェヒョン監督と議論を重ねて方向性を設定していった。監督はリアリティを生かすためにCGは最小限に抑え、実写での撮影を原則とした。フォーカスが少し合っていない不格好な画面もそのまま使用し、勢いが感じられる映像を実現。


特に撮影監督が最も強烈なエネルギーを感じたという“テサルお祓い”のシーンでは、その場にいる全ての俳優の雰囲気を壊さないために、4台のカメラを使って撮影するなど、細心の注意を払った。


また、監督は、「サンドクは直観的に物事を見抜く力を持った人物なので、直視する目つきが感じられるイメージを大事にし、ファリムは普通の人には感じられない世界を行き来する人物なので、直感的なイメージを逃さないようにした」と語り、各キャラクターの特性を損なわない撮影の過程について説明している。


(※)テサルお祓い:映画のために創作した単語。基本的にタサルお祓いと同じ意味。タサルお祓いとは豚や牛を生贄として神に捧げる儀式(出典:国立国語院標準国語大辞典)。


『破墓/パミョ』10月18日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。



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