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『ルックバック』興収20億円突破 副音声上映実施へ

cinemacafe.net / 2024年10月8日 19時0分

アニメーション映画『ルックバック』が、10月7日までで累計動員数117万4660人、累計興行収入20億234万7580円を記録したことが分かった。


6月28日の公開以降、口コミが拡がり続け、異例のロングラン上映を続けている本作。公開から3か月経っても客足が衰えることなく、好調だ。


7月より全世界での上映も順次スタートし、世界20以上の国と地域で公開され、全世界興行収入の累計が500万ドル以上(約7.4億円 10/8現在、1ドル=148円換算)を突破。SNSでは「エンディングクレジットで全員が立ち上がれなかった…」、「歴史に残る重要なアニメ映画のひとつ」など絶賛のコメントが寄せられている。


10月6日(※現地時間)からは、北米にて530館以上での公開がスタート。6日の興行収入は68万3003ドル(9,358万円 Box Office Mojo 調べ、1ドル148円計算)で、6日の全米興行収入のデイリーランキングで第6位。Rotten Tomatoesでは批評家スコア100%の好スタートを飾った。


そんな興行収入20億円突破を記念して、10月11日(金)より全国の『ルックバック』上映劇場にて、コメンタリー副音声上映が決定。監督の押山清高と、原動画を担当したアニメーター・井上俊之の2人が登場。


空から藤野の家に映像がどんどん寄っていくシーンでは、井上氏が「辛く大変なシーンだった」と笑いを取りながら、押山監督が「これだけアナログで描いているのに、カメラがなめらかに降りていくようにすることは技術的にも大変だったと思う」と言うと、「デジタルの技術を使えば、ある程度ベースは作れるんだけど、なんせ手描きなもんですから(笑)」とコメント。


井上氏は「作画的にはカロリー低そうに見えても、地味にボディブローのように大変なカットがある」「“今作では映り込みを大事にしたい”という押山監督の意向でキャラクターの目や机面に映りこむ紙や、部屋の本棚に反射する蛍光灯の光など、作画的には手間なため、普段は絶対にやらないようなことをやっている」などこだわりも明かしている。


『ルックバック』は全国にて公開中。
※副音声は無料スマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE」利用で10月11日(金)より『ルックバック』を上映する全国の映画館・全上映回にて視聴可能



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