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阿部寛「新たな領域へと誘ってくれる作品」『ショウタイムセブン』2月公開

cinemacafe.net / 2024年10月9日 7時0分

阿部寛主演、渡辺一貴監督作『ショウタイムセブン』が2025年2月7日(金)より全国公開されることが決定。ティザービジュアルと特報映像、コメントが解禁された。


本作は午後7時に発生した爆破テロ事件を舞台にしたリアルタイム型サスペンス・エンターテインメント。韓国で大ヒットを記録したソリッドスリラー『テロ, ライブ』(監督:キム・ビョンウ、主演:ハ・ジョンウ)を原作に、オリジナル展開をふんだんに盛り込んだ。


主演は、『とんび』「VIVANT」などの阿部寛。『異動辞令は音楽隊!』(22)以来およそ3年ぶりの映画主演を務める。阿部が演じるのは、元人気キャスターの折本眞之輔。彼は、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰をかけた緊急生中継に挑む。


監督・脚本は、ドラマシリーズ「岸辺露伴は動かない」などの演出を担当し、映画デビュー作『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』で大ヒットを記録した渡辺一貴


阿部は「脚本を読んだ際、自分を新たな領域へと誘ってくれるような作品だと思い、この役をお受けしました」とコメント。渡辺監督は「行動が複雑で時には理解しがたいような決断をする折本のキャラクターを説得力のあるお芝居で表現できるのは阿部さんしか考えられなかったです」と語っている。


この度解禁となった特報映像は、看板報道番組「ショウタイム7」のメインキャスターの座を追われた折本眞之輔のもとにかかってきた爆破テロ予告の電話から始まる。


冗談だと思い一蹴した折本だが、その直後に発電所で大規模な爆発が起き、一気に緊張感が走る。犯人から交渉人に指名された折本はこの事件をキャスターに返り咲くチャンスと捉え、オンエア中の「ショウタイム7」に乗り込み、犯人との緊急生中継を始める。


「さあ、スタートです」と折本が浮かべる不敵な笑みが意味するものとは? 折本とともに事件に巻き込まれるのは一体誰か? そして、犯人の正体とは…?


併せてティザービジュアルも解禁。爆破テロ事件によって炎が上がる発電所と阿部演じる折本眞之輔が捉えられている。都心に近い発電所で突如起きた爆破テロ事件の犯人と決死の生中継を始めるも、徐々に追い詰められていく折本。一言一句が生死を決める犯人との交渉に緊迫した表情で挑むその瞬間を切り取った。




主演:阿部寛 コメント全文
脚本を読んだ際、自分を新たな領域へと誘ってくれるような作品だと思い、この役をお受けしました。
撮影現場では、緊張感あふれるシーンが連続し、複数のカメラで長回しを行うことが多く、まるで舞台の上に立っているような生々しい緊張感がありました。そのため、台本を完全に自分の中に落とし込み、瞬間瞬間の感情やライブ感を最大限に引き出すことが僕の挑戦でした。今回、キャスター役を演じるのは初めてで、非常に繊細で難しい役でしたが、監督のご指導とサポートに心から感謝しています。緻密に練り上げられた演出の中で、息をのむような緊張感とともに物語が展開します。ぜひ劇場で、このスリリングなエンタテインメントを体感していただければ幸いです。


監督:渡辺一貴コメント全文
小学生の時に熱中したドラマ「ムー一族」は生放送あり歌ありバラエティあり、兎に角なんでもありの玉手箱のような番組だった。生放送でドラマが進む緊張感にドキドキし、ハプニングやNGが出る度に「この人怒られないといいな…」と子供ながらに心配した。豊かな時間だった。
本作のメイン舞台、報道番組「ショウタイム7」は2時間生放送の設定。放送と事件が同時進行し、登場人物たちが次々に予想外のアクシデントに巻き込まれていく緊迫感を、昔見た生ドラマのように表現できれば、と思った。できるだけ芝居を止めずに長回し。10分以上のテイクも数知れず。カメラの揺れなど小さなハプニングが起きてもそれを活かしながら。テイクを重ねるごとに阿部寛さんの熱量と迫力に凄みが増していく。モニターを見ながら私もこの生放送に参加している感覚に陥る。
酷暑の中、撮影は冷房の効いたテレビスタジオ。だが最高に熱い夏だった。


『ショウタイムセブン』は2025年2月7日(金)より全国にて公開。


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