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堀田真由“涼”を理解者として見守る一ノ瀬颯“律”に「切ない」の声上がる…「若草物語」2話

cinemacafe.net / 2024年10月14日 11時30分

堀田真由が主人公を演じる「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」の2話が10月13日に放送。恋愛にも結婚にも興味のない涼を見守る律に「切ない」の声が上がっている。


幸せに恋愛が必要かを問う本作は、若草物語を題材に令和を舞台にしたシスターフッドな物語。ドラマ制作会社で助監督として働く町田家の次女・町田涼を堀田真由、涼の幼馴染・行城律を一ノ瀬颯、結婚願望強めの長女・町田恵を仁村紗和、恵の恋人・小川大河を渡辺大知、服飾専門学校に通う四女・町田芽を畑芽育、芽のクラスメイト・沼田灯司を深田竜生、役者を志す三女の衿を長濱ねる、大御所脚本家・黒崎潤を生瀬勝久、涼の先輩でプロデューサーの柿谷成実を臼田あさ美が演じている。


※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。


「書けばいいんでしょ!?黒崎さんと同じステージまで這い上がって、古い価値観ぶっ壊してやりますから!」と大御所脚本家の黒崎(生瀬勝久)に啖呵を切った町田家の次女・涼(堀田真由)だが、貯金も仕事もないのに、来月からの家賃の支払いや奨学金の返済、妹の学費の支払いは待ってくれない。今更ながら事の大きさに気付いてどんより気分の涼だが、もう後には引けなくなっていた。


一方、涼のピンチを知る由もない長女・恵(仁村紗和)は、昼夜問わず送られてくる上司からの私的なメッセージにモヤモヤを募らせる。四女の芽(畑芽育)は、ホテルでの一件以来、寝ても覚めても沼田(深田竜生)のことで頭がいっぱい。二股が発覚したエリート大学生の彼氏をブロックし、沼田からの連絡を期待する。


そんな姉と妹に「会社を辞めた」と言い出せない涼は、恵が勤めるハローワークにこっそり足を運び、隠れて失業保険の手続きをしようとする。しかし、困っている人がいるにも関わらず、融通の効かない対応をする社員に腹を立てた涼は、その社員に食ってかかり大騒動に。そして恵にも辞めたことがバレてしまう。


テレビ局に挨拶回りをし、脚本家になるにはコンクールで入賞するのが近道だと悟った涼は、憎き黒崎が審査員を務める新人脚本賞への応募を決意。しかし、書きたいテーマが見つからず筆が全く進まない。こんなとき三女・衿(長濱ねる)がいてくれたらと思った涼は、読まれるはずのないメッセージを衿のスマホに送ってみるが――というのが2話の展開。


行き詰まった涼は、引っ越し先の新居で棚づくりに苦戦する律に呼ばれ、代わりに棚を組み立てリフレッシュ。さらに今度恋愛脚本家の大平かなえに取材するため、彼女について調べている律から彼女の受け売りとして「書けないならさ、誰か特定の人を思い浮かべて、その人に向けて書いてみたら」「そうすると具体的なアイデアとか伝えたいことも湧いてくるからさ」とアドバイスをもらう。また、律と涼の幼馴染として親睦を深めるきっかけとなった小学生の頃の家族の絵が、律の引っ越しの荷物から出てくる。それは家族が祖父しかおらず周囲から「変」と言われていた律を、涼が「変じゃないよ」と言って自分の家族の一員に加えて描いたものだった。


その後、二人は律の作った本場仕込みのスープカレーを食べるながら、涼の恋愛観や結婚観の話に。「結婚しないことより結婚することの方がずっと大きな変化なのに、結婚する人にはなんで結婚する生き方にこだわるんですか?って聞かないじゃん」「私には今のままでいることが自然で恋愛にも結婚にも興味がない。でもそういうことをしないのにはなぜかいつも理由を尋ねられる。そっちの方が不思議だよ」と話す涼にSNSでは、「涼の結婚観 結婚式観も含めてメチャメチャ分かる~~~~~ 同感!!」や「涼は恋愛にも結婚にも興味はないがそれは「こだわり」ではなく、そういう生き方が涼にとっては「自然」なだけ。なのに理由を求められる。恋愛や結婚をする人には聞かないのに、あるある……」などの声が。


一方、そんな涼に長年片思い中で良き理解者でもある律に、「何と言っても涼と律の関係性がとても良いですね!律の側からするとなんとも切ない感じなんだろうけど」や「なるほど、自分を嫌な局面から救ってくれたあの瞬間に好きになったのかな? もう律の涼に対する視線は優しさがいっぱいで。すごく好きなんだろうな~ただいきいきと涼が結婚の話を語ってるときの律の表情が切ない」、「肯定してくれるのも自信につながるし価値観の違いも否定せずそういう考え方もあるねって受け入れてくれるのも、律の底なしの優しさに胸いっぱいそして切ない…!」などの声が上がっている。



【第3話あらすじ】


口が災いして仕事もお金もなくなってしまった町田家の次女・涼(堀田真由)は、脚本家になる夢を叶えるために一念発起して脚本コンクールに応募。落選こそしたものの、審査員の1人だった人気脚本家・大平かなえ(筒井真理子)の目に留まり、アシスタントとして働いてみないかと誘われる。


涼にとっては夢に近づく千載一遇のチャンスではあるものの、この道40年のかなえは長年ラブストーリーを書き続けてきた“恋愛ドラマの名匠”。恋愛に興味がなく、三女・衿(長濱ねる)と“結婚しない同盟”を組んでいただけに戸惑う涼だが、長女・恵(仁村紗和)に「やりたかった脚本の仕事ができるなんて奇跡なんだから」と背中を押され、このチャンスにしがみつこうと決心する。


しかし、“もしかしたらプロットでも書かせてもらえるかも?”という淡い期待もむなしく、涼に与えられた仕事はかなえの身の回りの雑用係。家具の修繕に部屋の照明やウォーターサーバーの水の交換など、想像していた仕事とは全く違っていた。それでも脚本家になるために「なんでもやります!」と食らいつく涼に、かなえは「本当になんでもやる?」と問う。実は新作ドラマを執筆中のかなえは、マッチングアプリで出会う今どき男女のラブストーリーを書こうとしていたが、クランクイン直前にも関わらず、キャラクター作りが難航して1話も完成できていなかった。かなえから「今どきのリアルな男性像をリサーチしてほしい」と頼まれた涼は、物は試しと、実際にマッチングアプリを使ってみることになり――。



「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。


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