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「百年の孤独」12月11日配信決定 ガブリエル・ガルシア=マルケスの傑作小説を映像化

cinemacafe.net / 2024年10月14日 18時0分

ノーベル文学賞を受賞したガブリエル・ガルシア=マルケスの世界的ベストセラー小説「百年の孤独」がNetflixシリーズとして映像化。12月11日(水)より配信される。


親の望みに逆らって結婚した、いとこ同士のホセ・アルカディオ・ブエンディアとウルスラ・イグアランは、故郷の村を離れ、新天地を求めて長い旅に乗り出す。


友人たちや冒険者たちに伴われ、彼らはついに先史時代の底石の上を流れる川のほとりに理想郷を見出し、村を築いてマコンドと名付ける。


ブエンディア一族は何世代にもわたりこの神秘的な村の未来を刻んでいくが、そこには狂気や禁断の愛、血塗られた不条理な戦争、そして希望も空しく彼らをとがめる恐ろしい呪いの恐怖が付きまとうーー。


1967年に出版された「百年の孤独」は、1982年にノーベル文学賞を受賞したガブリエル・ガルシア=マルケスの代表作の1つ。スペイン語の文学として世界的にも名作として絶大な人気を誇る同作は、これまでに5千万部以上を売り上げ、40を超える言語に翻訳されている。


Netflixは、この20世紀文学の最高峰の1つとして評価の高い本作をNetflixのスペイン語オリジナルシリーズとして映像化。


ガルシア=マルケスの息子ロドリゴ・ガルシア(『美しい人』『アルバート氏の人生』)とゴンサロ・ガルシア・バルチャが製作総指揮を務め、主にコロンビアで撮影された。


ロドリゴ・ガルシア『美しい人』来日時

2019年の製作発表時、ガルシアは「何十年もの間、父は『百年の孤独』の映像化をためらっていました。というのも、時間的な制約のある長編映画化は不可能であり、またスペイン語以外の言語での製作では作品を十分に表現できないと信じていたからです」とコメント。「しかし、現在はシリーズ作品の最盛期です。脚本や監督のレベルも高く、コンテンツも映画のような高品質になり、世界中の視聴者が外国語の作品を受け入れていることを考えると、世界的な規模の視聴者がいるNetflixで本作を映像化するまたとない時期が来ていると思います」と語っていた。


Netflixシリーズ「百年の孤独」は12月11日(水)より配信開始。


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