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口コミから全国172館で拡大公開中『侍タイムスリッパー』“応援感謝”の舞台挨拶開催

cinemacafe.net / 2024年10月15日 16時0分

幕末の京に生きる武士が落雷によって現代の"時代劇撮影所"にタイムスリップ、「斬られ役」として生きていく姿を描いた『侍タイムスリッパー』が、8月17日より池袋シネマ・ロサの1館で封切られてから、評判が評判を呼び、全国172館の劇場で拡大公開中。10月14日、新宿ピカデリーにて“応援感謝!”舞台挨拶が行われた。


本作『侍タイムスリッパ―』、略して『侍タイ』(サムタイ)は、安田淳一監督が監督のみならず、脚本、原作、撮影、照明、編集/VFX、整音、タイトルデザイン/タイトルCG製作、現代衣装、車両、制作と1人11役以上を務め、わずか10名足らずのスタッフと共に生み出された超・自主制作映画。


「自主制作で時代劇を撮る」という無謀な試みに、「脚本が面白い!」と時代劇の本場、東映京都撮影所が特別協力をするなど、監督・キャスト・スタッフたちの熱い想いと作品の圧倒的な個性から、『侍タイ』の輪がどんどん広まり、今回の拡大公開へ。


現在172館にて拡大公開中で、現時点で251館での公開が決定している。


この日、映画から主演の山口馬木也、そして冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、井上肇、田村ツトム、高寺裕司、安田淳一監督が登壇。初の劇中役衣装で登場した俳優陣、監督は満員御礼の会場を眺めて感慨もひとしおの様子。


山口が「この扮装をすると色々なことを思い出します」としみじみする一方で、冨家は「久々の扮装ゆえに舞台袖ではしゃいでしまって…。あまりはしゃいではいかんなと思った」と苦笑い。


安田監督から「1人だけ大衆演劇メイク!」とツッコまれた田村は、冨家からも「こう見えて田村さんが一番緊張している」とコメント。


SNSで盛り上がったり、メディアで取り上げられたりと、『侍タイ』ブームが現在過熱中。安田監督が「SNSのいいね!を押すのが最近追いつかない」と嬉しい悲鳴を上げると、田村は「急に知らない親戚が増えた」と大笑い。


沙倉は「誕生日のポストにいいね!が1,300くらい付きました」と驚きを明かし、塩むすびが大好物のキャラクターを演じた山口は「近所のコンビニで塩むすびを買ったら、店員さんから『おめでとうございます』と言われて…。知ってくれているんだと感激しました」と身近なところで広がりを実感していた。


冨家は「たった1館から始まった映画がここまで来られたのは、観客の皆さんの口コミ力のお陰。人の力って凄いんだと改めて思いました。…あれ?真面目過ぎ?」と急に不安になるも、その横に立つ山口も「大丈夫です。ここに立つとそうなります」とソールドアウトの会場に大感激の様子。


井上は「同級生たちのグループLINEが『侍タイ』で盛り上がっています。井上君頑張っているね!と言われると、もっと頑張らねば!と思わされます」と嬉しそう。高寺は「親が行きつけの喫茶店で『侍映画が流行っているらしい』との話を盗み聞きしたそうです。そんなところまで有名になっているんだとビックリしました」と目を丸くしていた。


舞台挨拶ではサービス精神旺盛のキャスト陣によって、劇中シーンの再現や名台詞生披露などがアドリブで行われ、満席の観客も大満足。


そんな中、次なる目標を聞かれた安田監督は「トム・クルーズさんにハリウッド版を撮ってほしい!」とラブコールを送り、山口は「全国の小中学校で『侍タイ』鑑賞会を開きたい」と未来を担う子どもたちにも時代劇の面白さを伝えたいと期待した。


すると冨家は「僕はマッキー(山口)に主演男優賞を獲ってほしい。なんでもいい。馬木也の現場の居かた、この作品に対する取り組み方、姿勢に僕は惚れた。マッキーに主演男優賞を、そして僕に助演男優賞を!」とユーモア交じりに祈願、沙倉も「日本アカデミー賞で作品賞を獲りたい!」と夢を語るなど、「みんなで行きましょう~!」と改めて気合を注入していた。


最後に安田監督は「観客の皆さんの顔を見ると、1館で公開した時のことを思い出します。こんな日が来るということを僕としてはぼんやりとは思い描いていたけれど、本当にこんな日が来たことに対してスタッフ・キャスト一同喜んでおります。みなさん、本当にありがとうございました!」と『侍タイ』を育て上げてくれた観客に感謝を述べていた。


『侍タイムスリッパ―』は全国にて公開中。


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