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坂東龍汰&西野七瀬、そばにいるのに会えない…『君の忘れ方』予告映像&ポスター

cinemacafe.net / 2024年10月17日 13時40分

坂東龍汰主演『君の忘れ方』より予告映像とポスタービジュアルが解禁された。


本作は、婚約者を亡くした青年が「グリーフケア」と出会い、再生していく姿を描くヒューマンドラマ。坂東龍汰が映画単独初主演を務め、西野七瀬が事故で突然亡くなってしまう恋人役で出演する。


この度、本作の予告映像が解禁。付き合って3年になる恋人・美紀(西野七瀬)との結婚を間近に控え、幸せに満ちた日々を送る昴(坂東龍汰)。しかし、「駅で待ち合わせしよ。一緒に帰ろうよ」と留守電にメッセージを残したまま、美紀は事故で突然亡くなってしまう。


愛する婚約者を亡くした昴は、深い喪失感に苛まれながらも、母・洋子(南果歩)に促され、久しぶりに故郷の岐阜へ帰省する。そこで同じ悲しみを抱えるグリーフケアの仲間たちと出会い、少しずつ美紀の死を受け入れ始める。


映像ではグリーフケアの場で出会う人々や、昴の周りを取り巻く様々なキャラクターたちが登場。妻を亡くしてグリーフケアに参加する池内(岡田義徳)や、グリーフケアの団体スタッフ・牛丸(津田寛治)、グリーフケアのカウンセラー・澤田(風間杜夫)、昂の実家に居候している便利屋の翠(円井わん)、翠の恋人・牧田(小久保寿人)、美紀の母・さおり(秋本奈緒美)らが、昴の心の再生に寄与していく様子が描かれている。


また、予告でも流れるエンディング曲は坂本美雨が歌唱する「aurora」。オファーのきっかけは、作道雄監督が2022年に坂本氏のコンサートを鑑賞したこと。チェリストの徳澤青弦やピアニストの平井真美子も出演したステージで、3人が奏でるサウンドに、脚本を執筆中だった本作の世界観がぴったり合うと感動して、劇伴とエンディングをオファー。脚本を読んだ徳澤氏と平井氏が、楽曲制作を引き受けた。


制作に際しては、エンディングを聴いた時に、「劇中の美紀の声」を思い出して温かい気持ちになれるようにしたいと作道監督がリクエスト。チェロとピアノが奏でる優しく穏やかなメロディに、坂本氏の歌唱が、まさにオーロラのような美しさで本作を彩る。


併せて公開されたポスタービジュアルでは、昴の背後にガラス越しの美紀が写り、そばにいるのに決して触れ合うことができない繊細な距離感が強調されている。さらに、「君の忘れ方」に思い悩む一方で、目の前に現れた亡き婚約者の存在に混乱しつつも、また会えることを期待してしまう主人公の心境が、「次は、いつ会える?」というキャッチコピーに込められている。


『君の忘れ方』は2025年1月17日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。



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