スーパーに現れた新生物との攻防!撮影手法も明らかに『動物界』本編映像
cinemacafe.net / 2024年11月4日 13時0分
2023年度セザール賞最多12部門にノミネートの話題作『動物界』より本編映像が解禁された。
本作は、人間が動物に変異する奇病が蔓延する近未来を舞台にしたアニマライズ・スリラー。主人公のフランソワ役を演じるのは、セザール賞主演男優賞に5度ノミネートされたロマン・デュリス。監督・脚本を務めたのはデビュー作で数々の賞を受賞した新鋭、トマ・カイエ。
この度解禁されたのは、動物に変死した“新生物”が人間から逃亡する姿を映した本編映像。
輸送中の事故により失踪した妻・ラナを探すフランソワ(ロマン・デュリス)と、事故がきっかけでフランソワに協力することになった憲兵隊のジュリア(アデル・エグザルコプロス)。ふたりが居合わせたスーパーマーケットで、「新生物がでた」という騒ぎが起きる。
その新生物こそラナではないかとフランソワは期待するが、鮮魚売り場で顔を見せたのは、顔の半分は人間、もう片方はタコのような“新生物”。緊迫した睨み合いのあと、隙をついて逃げだす新生物をジュリアが追いかける!
タコのような新生物は、腕が滑らかに動く様がとてもリアルに仕上がっているが、監督はこの新生物のアイディアについて「もともとタコと人間をハイブリッドしたキャラクターを脚本にも描いていたのだけど、偶然目にしたダンサーの動画を参考に動きをイメージしていったんだ。爪を見せない動きを何年間も訓練した人で、しなやかで滑らかな動きがまるで軟体動物のようだった。実際に会って、一緒に作業をしながらタコ人間を作っていった」と明かしている。
さらにリアルな腕の動きの秘密について、「初めのうちは人工関節を使っていたんだけど、途中からアニマトロニクスで腕を作ることにしたんだ。でも実際に物を投げているのはスタッフたちさ。手作りのものから高度なテクノロジーまで総動員して、幅広い手法を用いて撮影するのが面白かった」と工夫を重ねた撮影をふり返っている。
高度なデジタル技術だけに頼ることなく、リアリティを追求しようとする姿勢から監督の本作に懸ける想いが垣間見える。
『動物界』は11月8日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
宇垣美里「ほろほろと涙がこぼれて」コロナ禍、移民など“分断”を映し父子の愛を描く
女子SPA! / 2024年11月19日 15時45分
-
秋の洋画宣伝担当者座談会! 社の垣根を越えて4人の宣伝担当が語り合う【前編】
cinemacafe.net / 2024年11月8日 14時30分
-
毒グモパニックホラー『スパイダー/増殖』ヴァニセック監督インタビュー「限られた予算の中で『エイリアン』の恐怖演出を参考にしたんだ」
ガジェット通信 / 2024年11月2日 21時0分
-
フランシス・フォード・コッポラ、70~80年代作品特集上映予告編公開
映画.com / 2024年10月27日 12時0分
-
「取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境」新宿K'sシネマ上映のご案内
@Press / 2024年10月25日 15時45分
ランキング
-
1木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月21日 9時26分
-
2岡田将生&高畑充希は5位!令和のビッグカップル婚「びっくり度ランキング」
女子SPA! / 2024年11月21日 15時47分
-
3「面影あるけど…」元“天才子役”の20歳の近影に視聴者仰天!“大きくなった”葛藤を乗り越えた現在地
週刊女性PRIME / 2024年11月21日 17時30分
-
4柳楽優弥「日本ドラマの新時代が来た」 「ガンニバル」最終章を引っさげ、笠松将とシンガポールに登場
映画.com / 2024年11月21日 16時38分
-
5ポケモン記念グッズ転売続出、対応に不満の声 実物ないのに出品…スカジャン2万円→6万円の高額取引
ORICON NEWS / 2024年11月21日 15時39分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください