神木隆之介“鉄平”ד玲央”のシンクロに「鳥肌立った」「しびれた」の声…「海に眠るダイヤモンド」第8話
cinemacafe.net / 2024年12月16日 10時50分
神木隆之介が主演を務める「海に眠るダイヤモンド」第8話が12月15日に放送され、鉄平と玲央のシンクロに「鳥肌立った」「しびれた」といった声が上がっている。
本作は、映画『ラストマイル』や「アンナチュラル」「MIU404」など数々のヒット作を生んだ脚本・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子、プロデューサー・新井順子が強力チームが再集結。1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。
戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいくと同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントとなっている。
主演を務める神木は、1955年の長崎県・端島を生きる主人公・鉄平と現代の東京に生きるもう一人の主人公でありホストの玲央の一人二役で出演。さらに炭鉱員として働く鉄平の兄・進平を斎藤工、鉄平の幼馴染で銀座食堂の看板娘・朝子を杉咲花、どこからか逃げるように端島へやってきた謎の女性・リナを池田エライザ、鷹羽鉱業の幹部職員の息子・賢将を清水尋也、鷹羽鉱業の職員の娘・百合子を土屋太鳳が演じる。また、國村隼、中嶋朋子、宮本信子、沢村一樹、さだまさし、尾美としのり、酒向芳ら豪華キャストが共演する。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
1964年。爆発事故を食い止められず廃鉱し4か月が経った端島では、鉱員たちの多くが島を去り、残った者たちも希望を失いかけていた。荒木家では、一平(國村)が肺を患い病床に伏してしまう。島全体を重たい空気が包む中、鉄平(神木)は未開発の石炭の層がある新区域を開発し、なんとか端島を復活させようと励む。そして、朝子(杉咲)とも人目をはばかりながらも長崎へ久々のデートに出かけ、「端島が復活したら必ず」と約束を交わしていた。
一方、現代のとある病院でいづみ(宮本)は和馬(尾美)の勧めで認知症のテストを受けていた。いづみの秘書・澤田(酒向)は、和馬や鹿乃子が良からぬことを企んでいることに気付き、玲央(神木)と共に和馬を問い詰める。そんな中、鉄平の消息を辿るべく、端島の記録フィルムや資料をオークションで漁っていた玲央のもとに、ホストクラブのホストが乗り込んでくる…というのが第8話のストーリー。
第7話のラストで倒れていた進平の安否を心配する投稿が溢れるなか、進平が一酸化炭素中毒で亡くなったことが明かされ、SNSでは「まじか」「やっぱり」と悲しみの声が相次いだ。一方、現代で玲央と共に和馬を問い詰める澤田の姿に「サワダージかっこよ」「さすが有能な秘書」と絶賛する声が上がった。
端島では、進平とリナの息子・誠の熱が下がらず、鉄平はリナと誠を連れて長崎の病院を受診する。しかし、誠は健康保険には加入をしていなかった。健康保険の手続きはしようとせず「お金ならあります」と自費で医療を受けようとするリナ。鉄平から事情を聞かれた、リナは出生届や婚姻届けを出していなかったことを打ち明けた。鉄平は、入院が必要な誠のため出生届と健康保険の手続き、そして入院手続きを済ませる。受付で誠の名前を「荒木誠です」と伝える鉄平の複雑な表情、さらに現代でいづみが「裏切られることには慣れてる」と寂しそうな顔を浮かべたことから「誠を助けるためにまさか籍を入れた…?」「朝子が悲しい思いをするのやだ」と不穏な展開を心配する声が上がる。
一方現代では、端島の夢を見ることが増え、子ども達から邪魔者扱いされることに落ち込んだいづみだったが、ついに会社の売却を決意。会社の売却を聞かされた鹿乃子は「ここに診断書があります」と医者に書かせた診断書を社員に見せようとしたが、和馬は診断書を破り捨てる。そんな和馬の姿や鉄平のノート、そしていづみの話から端島に触れ「鉄平ならどうするか」を考えていた玲央は、これまでの自分の現状を変えるためホストクラブの不正の証拠をおさえ警察に走る。一方、端島ではついに着炭し、採炭が再開されることに。端島で鉄平が走る姿と、警察へ走る玲央の姿やそれぞれが「ダイヤモンド」を求める姿がシンクロし「鳥肌たった」「しびれた」「鉄平の気持ちが玲央をかえてくのすごすぎる」といった声で溢れた。
最終話を来週に控えた第8話では、謎に包まれていた朝子の夫となる人物が端島で朝子の食堂で働いていた虎次郎(前原瑞樹)だったことが明らかになり、「物語が動いた」「お前かーー」と驚きの声が上がった。さらにラストでは、第1話の冒頭で暗がりに映った子どもを抱く女性とその船をこぐ人影が、誠を抱いたリナと鉄平だったことや、現代でオークションで落札した端島のフィルムの出品者が、賢将と百合子の息子だったことが明らかになる。怒涛の展開に「頭がこんがらがってきた」「情緒がぐちゃぐちゃ」「みんな幸せになれ」など、様々な声が上がっている。
【最終話あらすじ】
いづみ(宮本信子)から、鉄平(神木隆之介)はリナ(池田エライザ)と駆け落ちをしたきり消息を絶ったと告げられた玲央(神木)。さらにいづみは玲央に、2人が消えた“あの夜”のことを語り始める。
1965年3月。新区域から石炭が出たことで息を吹き返した端島では、本格操業へ向けて張り切る鉄平の姿が。しかし、鉄平が誠の通院のために度々リナと長崎へ渡っていたことで、島民たちの間では2人の仲を疑うよからぬ噂も立っていた。賢将(清水尋也)からそのことを聞き、すぐに否定する鉄平。しかしその裏で鉄平はリナと、誰にも言えないある秘密を共有していた。そんなある日、朝子(杉咲花)は鉄平から「話がある」と呼び出される。しかし約束の夜、仕事を終えた朝子のもとに、鉄平が姿を見せることはなく…。鉄平と朝子の運命が分かれた“あの夜”、一体何が起こったのか。
さらに、いづみが持っていた10冊の鉄平の日記には、大きな秘密がまだ隠されていた。黒く塗り潰された字、破かれたページの本当の意味。そんな中、玲央といづみは再び長崎を訪れることに。そこで2人が知ることとなる鉄平の思いとは。70年の時を超え、愛と青春と友情、そして家族の物語がついに、結着する。
日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」は、毎週日曜日21時~TBS系にて放送中。
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