ミュンヘン五輪人質テロをTVクルーの視点から描く『セプテンバー5』日本版60秒予告
cinemacafe.net / 2024年12月18日 17時0分
第82回ゴールデングローブ賞作品賞<ドラマ部門>ノミネートの話題作『セプテンバー5』より、日本版60秒予告、ポスター、場面写真が解禁された。
本作は1972年ミュンヘンオリンピックで発生したパレスチナ武装組織「黒い九月」によるイスラエル選手団の人質事件を、TVクルーの視点から描く。
事件の発生から終結までの一日を90分間ノンストップで描写。エスカレートするテロリストの要求や錯綜する情報、冷戦下で機能しない現地警察の様子を通じて、極限的な緊張感を追体験する作品となっている。
監督・脚本は『HELL』(12)のティム・フェールバウムが担当し、キャストには『ニュースの天才』(04)のピーター・サースガード、『ありふれた教室』(24)のレオニー・ベネシュ、『パスト ライブス/再会』(24)のジョン・マガロらが名を連ねる。
映画は報道の自由やその責任について現代社会に問いを投げかけ、ヴェネチア国際映画祭で高い評価を受けた。ゴールデングローブ賞にもノミネートされ、今後の賞レースの行方にも注目が集まる。
解禁された日本版予告は、手に汗握る緊迫感が伝わる臨場感あふれる映像に仕上がった。世界中が五輪で熱狂する中、9月5日、選手村でアスリートたちが人質になる事件が発生。急遽事件の生中継を任されたスポーツ番組のプロデューサーはあることに気づく。「犯人も中継を見てないか?」「テロリストに筒抜けじゃないか?」と…。
「実話に基づく物語」と語りかけてくるナレーションがより一層緊迫感を高める映像となっている。
併せてポスタービジュアルも公開。「衝撃の1日を追体験する 圧倒的緊迫感の90分」という本作を表したコピーが添えられ、覆面を被ったテロリストの姿、そして生中継に心血を注ぐクルーたちが真剣なまなざしを向ける姿が切り取られている。
さらに場面写真も解禁。物語の大部分が実際にこの出来事が起きたミュンヘンで撮影され、1972年に衛星で全世界に生中継を行ったスタジオのシーンもミュンヘンにあるスタジオで撮影された。
スタジオの構造上、閉所恐怖症的な雰囲気を作り出すために意図的に窓を設けていないスタジオセットの中で、キャストたちはそれぞれ自分の役割を果たしている。
『セプテンバー5』は2025年2月14日(金)より全国にて公開。
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