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「怖いシーンがもっと怖くなる」『ストップモーション』主演アシュリン・フランチオージが作品の魅力語る

cinemacafe.net / 2024年12月26日 20時0分

ストップモーション・アニメと実写が融合したホラー映画『ストップモーション』より、主演を務めたアシュリン・フランチオージのインタビューが到着。さらに新たな場面写真も解禁された。


ロバート・モーガン監督の長編デビュー作となる本作。主演は『ナイチンゲール』や「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目を集めたアシュリン・フランチオージが務め、偉大なストップモーション・アニメーターだった母親の作品を完成させようとするうち、次第に狂気に追い込まれていく主人公、エラを演じる。


この度解禁されたインタビュー映像でアシュリン・フランチオージは、「台本を読んだときいい意味でイカれてると思った。このようにコマ撮りと実写が合わさった作品を見たことがなかった。だからエラの役は挑戦だった」とふり返る。


そして、「モーガン監督の作品をいくつか見たとき魅力的なアニメで不安をあおるのがうまいと思った。それで出演を決意したけど私には新鮮で楽しみだった。この映画はサイコホラーだけどそれだけではない。コマ撮りで魔法のような質感が出て、心を乱されつつも、ついうっとりしてしまう。そのため怖いシーンがもっと怖くなる」と本作の魅力を語った。


また、演じたエラのキャラクターについては、「エラを矛盾した人物とは思わない。物語が進むにつれて己の思いを発見するからね。自分をよく知ってる。創造的な表現力はあるけどいろいろな方法で母親とその作品に抑圧されてきた。圧力鍋のようなもの。母との関係を保つためにずっと言いなりだったけれど、本当は強い個性と思いを持っている。つまり服従を強いられてきた。やがて爆発するであろう怒りがくすぶっている状態」と分析。


ロバート・モーガン監督との初の仕事については、「これまでの作品では彼は全てのキャラクターの動きを制御してきた。実写映画の監督は初めてと聞き不安もあったけど自由にやらせてくれた。意見をくれるのは必要なときだけで作品に対する敬意を感じたし、私もそれを共有してる。彼は面白い人なのセットで起こったことを面白がり、モニターやスタッフを見て笑ってる。あんなに怖い脚本だけど楽しくやっている。監督は脚本も担当しているので自分が撮りたい映像が明確にある。私もそれが演じやすい。到達すべき目標を明確にして演技するのが好ましいごまかしが利かない方法」と息がぴったりあったコラボレーションの裏側を明かした。


併せて、あらたな新場面写真4点も公開。現実と虚構が崩壊し、エラの狂気が加速、体がありえない方向にネジれる姿、霧深い森で謎の少女に何らかの指示を受け困惑する様子、ボロボロの姿で空虚に一点を見つめる姿、ストップーモーションの創作に追い詰められ昏睡状態の母の姿を携帯電話におさめる様子などが捉えられている。


新たなホラーの女王として注目されるアシュリン・フランチオージの演技に期待が高まる。


『ストップモーション』は1月17日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。



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