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デヴィッド・リンチを世に知らしめた『ブルーベルベット』4Kリマスター版で限定公開

cinemacafe.net / 2025年1月10日 12時20分

デヴィッド・リンチ監督がその名を世界に轟かせ不動のものにした代表作『ブルーベルベット』(1986)が4Kリマスター版になり、2月7日(金)より新宿シネマカリテにて限定公開決定。併せてキービジュアルと場面写真7点が解禁となった。


舞台は、美しい田舎町ランバートン。平凡な大学生のジェフリーは、急病で倒れた父を病院に見舞った帰り道、家の近くの草むらで切断された人間の片耳を拾う。


父親の友人であるウィリアムズ刑事に耳を届けたときに「この件には、これ以上深入りしないように」と忠告されるが、刑事の娘サンディから「キャバレーの女性歌手ドロシーが関わっているらしい」と聞く。


異様な体験に強く魅了されたジェフリーは真相を追い、手がかりを探しにドロシーの留守宅にこっそりと忍び込み、犯罪と暴力、倒錯した愛欲が渦巻くアブノーマルな夜の世界へと迷い込んでいく。


鮮烈なエロスとバイオレンス、深い陶酔へと導くフェティッシュな映像美。鬼才デヴィッド・リンチ監督が悪夢的センスを開花させ、その名を不動のものとした代表作の1つとなる本作。


好奇心から禁断の扉を開く無垢な主人公に「ツイン・ピークス」のカイル・マクラクラン、3月公開『教皇選挙』など現在も活躍する妖艶なイザベラ・ロッセリーニと、怪優デニス・ホッパーが歪んだ退廃を体現する。


60年代のヒット曲「ブルーベルベット」の甘い歌声が誘うブリリアントな悪夢で、世界中を震撼させた衝撃のネオノワール・サスペンス。


アメリカでの1986年の公開時には、アートフィルムとしては異例のヒットを記録。全米映画批評家協会の最優秀作品賞を受賞したほか、アカデミー賞では監督賞にノミネートされるなど各国の映画祭で注目を浴び、デヴィッド・リンチの名を世界に轟かせた1本。


なお、本作を皮切りに配給事業に参入するのは、新旧問わず映画ファンの心を鷲掴みにするヴィンテージTシャツの販売で知られる「weber」。今後も「独自の視点でセレクトした映画を劇場公開する」とのコメントが寄せられている。


また、今回の上映時は劇場限定デザインのTシャツを販売することが決定している。


■weberから配給事業開始のコメント


weberスタート当初から映画のヴィンテージTシャツの品揃えは私たちの特徴の一つでした。
それは映画が昔から好きだったからです。
そして、これから新たに映画の配給事業をスタートします。
weberが独自の視点でセレクトした映画を劇場公開する新しい試みです。(2025年には2作品の公開を予定)
第一弾は、2月7日公開『Blue Velvet』。
"カルト"の帝王の異名を持つDavid Lynch監督の独特の世界観を是非スクリーンでご覧いただければと思います。
上映に合わせて「weber」と同じく映画好きで知られる「DAIRIKU」によるBlue Velvetとのコラボレーション商品も販売いたします。
weberはこれまでも、これからも自分たちの本当に"好き"なことだけを追求して活動していきます。


『ブルーベルベット 4Kリマスター版』は2月7日(金)より新宿シネマカリテにて限定公開。


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